異世界転生したと思ったら幼馴染が「勇者」だったんだが?

翡翠

第1話 多分転生

「おーい。あれ?聞こえてないこれ?おーい?」

 え。誰これ。てかここ何処?何でこんな事になってんだ俺?

「ねぇ聞こえてるよね?こっちだって暇じゃないんですけど〜?」

 なんなんだこいつめんどくさいな。

「何で反応してくれないの〜?君が起きてくれないと状況説明すらできないんだけどな〜?」

 よし来た。

「すみませんどなたですか?」

「はぁ〜。やっと起きた〜!君かれこれ3はここで寝てたからね!?」

「えっ…そんなに?」

「そうだよ〜ほんっとにぶっ殺してやろうかと思ったよ。」

「わぁ怖い。えっとそれで本題は?」

「あぁそうだ。君が寝すぎて忘れるところだったよ。簡潔に言うと君は死んだ。だから転生しない?って言う提案だったんだけど…」

「だけど?」

「君が寝すぎて転生するはずだった器が別の魂使ってもう生まれちゃった」

「え」

「ほんとに寝過ぎだよ?」

「どうすれば良い?」

「うーん…無理矢理器に君の魂を入れて元の魂を取るとか。」

「それって魂は大丈夫なのか?」

「…大丈夫だと思うよ?多分」

「多分?」

「やったことないからわかんないw」

「人の魂が掛かってんのに笑うなよ。」

「人の魂は消耗品だと思ってますから。」

「と言うか今更だがお前誰だ?」

「ん〜?僕かい?僕は。今はそれ以上は言えないかな。」

「時の神、か。じゃあ魂の入れ替え頼むわ。」

「失敗したら存在ごと消えるのに軽すぎないかい?」

「そんなもんだろ。」

「そっか。じゃ、頑張ってきてね〜!えいっ!」

「お前そんな雑くて良いのかよッ!?ってうわぁぁぁぁぁあ」

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「あ、そういや伝えんの忘れてたや。」

「まぁすぐ戻ってくるでしょ!あの人なら。」

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「ぐはっ!?」

「え!?ご、ごめん!大丈夫かい?」

「あ、あぁ。大丈夫だ。すまんな、。」

(やべぇ今までど忘れしてたけど俺転生したんだった!!アルスにぶっ叩かれるまですっかり抜け落ちてた…。)

「本当に大丈夫かい?」

「大丈夫だっての。まぁ大事を取って今日は終わりにするか。」

「うん。それが良いと思うよ。まさか僕がライアに一撃当てられるとは思わなかったよ。」

「あぁ。また明日な。明日はボコボコにしてやるさ。」

「…さて、ステータスを見るか。」

『ステータス』

 名:ライア

 年:8

 レベル:3

 HP50/50

 MP23/23

 武具レベル

 剣:8

 槍:50(素質)

 斧:1

 棍棒:1

 短剣:5(素質)

 弓:1

 杖:1

 大剣:1

 …まぁこんなものか。それにしても、素質の補正が強すぎないか?槍に関しては50だぞ。

「…取り敢えず今日は疲れた。寝よう。」

______________________________________

『おい、起きろ。』

「え?誰?てかここ何処?」

『そんなことはどうでもいい。なぜ貴様がこの体に居る?』

「え〜っと?何故、と言われても転生しろとか言われていつの間にかとしか言いようがないかな?」

『もしかしてよ…。その神は、と名乗っていなかったか?』

「な、なんでそれを?」

『あぁー💢くっそたれがよ!!あんの駄目神だめがみがぁ!!』

『俺を過去に送っといてそのこと忘れてやがったな!?』

『おい💢これも聞いてんだろ駄目神だめがみ!!次会う時覚えてろよ!!』

「それで本題は?」

『あぁ。すまん。少し取り乱してしまったな。俺は__』


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あとがき


ども。アカウントの中の人こと翡翠です。

こうやって新しく書いているのは良いのですがノリと勢いだけで書いているので不安です。それと、正直リアルが忙しいことが多くなったので小説の更新は月に一度有ったら良いほうだと思います。実際これも合間を縫って書いていますし。まぁ気楽に見てください!!

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