神社
★朱土(しゅど)神社
昔からこの村にある神社。山の中腹に建てられている。本殿、要石と社務所だけの小さな人社。
◆事前調べ
・神社の簡単や成り立ちや由来について知識、オカルト、歴史、図書館など
地に眠る朱王(しゅおう)という大鯰の主を要石をもって封じている神社である。
・要石について 知識や図書館、歴史、オカルトなど。
地面に大部分が埋まっている霊石。地震を鎮めているとされていたりする。諸説あり。
また探索者の住んでいる所にある朱土(しゅど)神社にもその敷地内に有名ではないが要石があったことを思い出す。
◆社務所
図書館でより詳しい神社の歴史書を見つけることができる。
また神主から話を聞くこともできる。
詳しい神社の歴史
この村では頻繁に地震が起きていてその被害に村人は困り果てていた。そんな時に
「地震を起こしているのは地下にいる大鯰の仕業です。私にはその声が聞こえるのです。私の言う通りにすればその鯰を鎮めることができます」
と発言する一人の村娘がいた。村人は最初こそはそんな話を信じることは無かったが、娘が何度が地震の発生を予知したことにより信じざるを得なくなった。
娘の言った通りに村人達はまずは地の奥深くまで続く要石を作った。そしてその要石に村で発掘されていた青白く輝く不思議な蛍石をはめこんだ。娘がその蛍石に近づくと石はより放つ光が強くなった。娘は要石が完成するとそこで
「かしこみ、かしこみ申す。畏れ多くもこの地に住みし地の神よ。その怒りを鎮めしばしの眠りにつきたまえ」
と唱えた。すると同時に強い揺れが起きたが直ぐに収まった。しかし、この不思議な祝詞を唱え終えた娘は血を吐き苦しんだあと死んでしまった。これを見た村人達は鯰の怒りを娘がひとり一身に受けたことに感動し、村人は娘を巫女として讃えて神社を建てた。
またこの本に可愛らしいメモ用紙が挟まっているのを発見する。
・メモ内容
本殿の巫女様の像、横に押すと、地下室
【これは三聲叶がクトーニアンのテレパシーにより地下室を発見した時のメモである】
◆要石
五芒星の中心に目がかかれた様な印(エルダーサイン)が刻まれている。また何か小さな物を嵌め込んでいた形跡がある。
【封印に必要な蛍石が盗まれている。神主に聞けば2年前ぐらいに盗まれたと言う】
◆本殿
巫女の大きな像がある。
目星などの成功で巫女様の像を横にずらす仕掛けを見つける。横にずらすと地下通路が現れる。
◆地下(クトーニアン達の巣)
地下通路を下っていくと広い空間に出る。その中央には白と青のマーブル模様の球体(クトーニアンの繭)がある。そこに紅葉もいる、紅葉はその球体に寄り添い。
「お姉、もう二度と離れないよ。私が守るね」
と意味不明なことを言っている。探索者が球体と紅葉を引き離そうとする紅葉は
「嫌だ。私がお姉を守るんだ。変な電波を使ってお姉を探している奴から私が守るんだ」
と更に分けの分からないことを言いこの場を動こうとはしない。SANチェック0/1
【三聲叶を真似たクトーニアンのテレパシーを受けて繭を姉と思いこんでいる。繭を守るように命を受けている】
これ以上、強引に連れだそうとしたり、繭に危害を与えようとした場合は地震を起こしたり、クトーニアンの触手で探索者を怖がらせる。余計な人を呼んだり刺激するのは危険だと分からせる。またテレパシーにより探索者もクトーニアンの繭から親しい人の声が聞こえるようにもなるかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます