【名コンビ誕生!】ニート紳士の謎
沼津平成
第1話
下田優人、十八歳は、ミステリー文学研究部の戸を叩いた。
ゴンゴン!
「あのー、ノックはせめてコンコンってしてくれませんか?」
顔を出したのは宮間という同級生だ。
「あ、下田さん……」
ゴンゴン!
「だ〜か〜ら〜、ガラス壊れるんですよお」
「お前、宮間——乞食なのになんでそんなに……」
「裕福なのかって?」
「うん矛盾してるだろ」
「でもニート紳士って響きいいじゃん」
「確かに(謎)?」
「というわけで、これからよろしく!」
「は?」
こうして名コンビ誕生。この瞬間から二人はボケツッコミが決まっていたんですなあ……
【名コンビ誕生!】ニート紳士の謎 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます