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第20話

いつも通りに起きたと思ったら10時44分だった。

遅刻だと思えば急ぐ気にもなれず、

のんびり学校へ行く準備をすることにする。


そういえば昨日スマホの電源を落としたままにしていたためいつものアラームが鳴らなかったのかと気づく。



電源を入れると

春からの連絡の通知が50件ほど来ていた。


昨日の夜と今日の朝着信も来ていた。

いつもマンションの前で待っているため

少し申し訳なさを感じたが、俺が来ないとわかるときっと先に学校へ行っているだろう。



広いベットから降りて床に足をつける。

まだ少し肌寒く冷んやりとした。



コーヒーメーカーのセットだけして

軽くシャワーを浴びに行く。



静かな空間にわずかな生活音が流れた。

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