第3話
入学式からしつこく声をかけて来ては
1日無視をしていると
帰り道も1人で喋りながら
ずっとついてきた春
もうすぐマンションに着く頃
ずっとついてくる春に思わず
「何処までついてくるつもり?」と
隣を見ると
「どこまでも!☆」笑顔で返される
ハァ…
ため息を吐くと
そのまま大きいマンションへ帰る。
「なっちゃん、大きなところに住んでるんだね!僕は隣のマンションなんだ!また明日朝一緒に行こうね☆」
勝手に約束をして隣のマンションへ
帰って行った。
それからは毎朝待ち伏せをされ
一緒に登校を続けること2年
流石に春がいることにも慣れた
まぁ俺も心の中では春には
気を許しているところもあるので、
友達と呼べる人は1人だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます