第223話
押さえつける力が強すぎて突飛ばせそうにない。御手洗は両手首を掴んでくると冷酷な目つきで私の顔を見下ろしてきた。
「この世の終わりみたいな顔すんなって。そんなに俺に抱かれるのが嫌なの?」
「やめてよ………」
「無理だって、もう諦めてよ。」
「やめて…………」
「諦めろ。」
「やめ……て……」
「俺は何度もやめろって叫んだのに、市川さん全然やめてくれなかったじゃねえの。
同じことしてるだけだよ。」
「いやっ…………」
「とりあえず上の服は邪魔だから脱がしてあげるね。」
「いやあああああぁっ!!!」
「……もっと抵抗してよ。俺、頭狂ってるから抵抗されればされるほど興奮すんの。もちろん市川さん限定だけどね。」
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