第52話 危機は去り…?

ドガアアアアアアアアン!!!!


魔法と僕の体が触れ始める。


ある原因により、周りの動き、いや、自分の動きさえもとてつもなく遅くなる。


ただの、都市伝説。


そう、思っていた。


でも、実際に体験してしまったら、さすがに認めざるを得ない。


周りが、そして僕までも。


動きが遅くなっているように見える。


…遅くなってる?


へっ!


いいことじゃないか。


考えるための時間が、大量に与えられるんだから。


ちっと無理すれば、魔力が切れていても魔法の一つくらい出せる。



「伝説級魔法 聖なる光ホーリーシャイン


できることはすべてやった。


あとは、運命に身を委ねるだけ。


服が焼け切れ、体に触れ……………


そして僕の意識は黒で埋め尽くされた。




===

※クロコ視点


私たちを庇って、ラース君が魔法を体で受ける。


そして砂埃が立ち、何も見えなくなった。


そして数秒後。


砂埃が晴れ、私が見たものは。


意識を失って倒れているラースくんだった。


私は心配で、ラースくんの方へ向かう。


その途中。


ラース君が寝ていることに気づき、安心する。


たくさん褒めて、たくさん叱ってあげないと。


そう、心に決めた。




===

※リオナーガ視点 


俺たちを庇って、ラースが魔法を体で受ける。


そして砂埃が立ち、何も見えなくなった。


そして数秒後。


砂埃が晴れ、俺が見たものは。


意識を失ってラースだった。


…大したもんだよ。


アイツ。


あんな魔法受けて寝てる?


寝てる?


ははっ!


無事で何よりだよ。


魔物が死亡していることを確認し、俺達はラースの方へ向かう。


褒めてやらなきゃな。


その時だった。


炎の魔法が飛んできたのは。




===

第52話投稿しました〜!


どうでもいい話↓


===


作者「寝てるラースを襲いたい…」


クロコ「私も混ぜて!私も混ぜて!」


作者「もうちょっとクールなクロコさんであってくれ…」


===


さて! 少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!


読んで頂き、ありがとうございました~!

<(_ _)>ペコッ


















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