第51話 新技解放
見せてやるよ。
本気。
「伝説級魔法 神々降臨」
4つの巨大魔法が展開される。
槍師が突く黄金に光る無数の巨大な槍。
弓師が放つ水色に光る大量の矢。
女神が吹く美しい氷。
そして黒い影が生み出す大きな黒い玉。
それらが、一直線に魔物に放たれる。
ある魔物は魔法を避けようと、ある魔物は魔法を弾こうと、ある魔物は僕を倒すことに重きを置いた。
しかし、それらはすべて、失敗する。
避けきれるほど魔法は少なくなく、弾き切れるほど魔法の力は強かった。
僕を倒すまでに魔法が着弾し、僕を倒すにも至らない。
さらに畳み掛ける。
「伝説級魔法 昇り龍」
龍のような形をした魔力の塊がそのまま魔物に噛みつくように魔物へ向かっていく。
勝った。
魔力は切れた。
その瞬間、1体の魔物が両手を広げる。
そこに魔物が引き寄せられ、吸収される。
吸収強化。
一瞬焦ったが、そんなものを今からやっても魔法の餌食になるだけだ。
関係ない。
その通り、魔物の命が尽きそうになる。
そして遂に生命の灯火が消える時、最後の抵抗とばかりに魔物が魔法を放つ。
その魔法は、これまでのどの魔法よりも大きく、そして高い質量を誇っていた。
その時僕は、もうすでに走り始めていた。
その魔法が放たれた方向は、リオナーガたちのところだった。
この、クソヤロが!
リオナーガたちを抱えて避ける余裕はない。
最短距離で、魔法を体に受けに行く。
大丈夫。
きっと、死にはしない。
===
第51話投稿しました〜!
どうでもいい話↓
===
作者「カッコつけんじゃないよ、死なれたら困るんだから」
ラース「そう言っておきながら、続きは考えてるんでしょ〜!」
作者「うぐぐ…」
===
さて! 少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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