第38話 再来
※ラース視点
走って、走って、学園に着いた。
間に合った。
まだ、誰も気づいていないのだろう。
談笑しているもの、本を読んでいるもの。
誰かが、気づいたようだ。
そして混乱は辺り一帯に広がり―
…あの時とは比べ物にならないくらいの軍隊がやってきた。
負けるかもしれない。
でも、僕がやらなければならない。
剣を抜く。
鑑定!
嘘、だろ?
この合計30体全部が幹部級の超級魔物だなんて。
迷っている暇はない。
「上級魔法
氷の壁が他の生徒たちと魔物の間に作られる。
集中しろ。
周りの声が聞こえなくなるくらいまで。
「あの…よそうじゃ…い?」
「そ……ね」
「や…………」
「……………………」
「伝説級魔法
地面を蹴り、魔物に近づく。
「伝説級魔法
まずは、一体。
1体の魔物の後ろに回り込む。
「伝説級魔法
〚
魔法同士がぶつかり合い、相殺される。
チッ!
数が多い!
広範囲の魔法を使うしかない…!
「超級魔法
攻撃が当たるのを待っているんじゃダメなんだ。
その間に攻撃してこそ、効果を最大限に発揮できる。
「剣術魔法
攻撃を弾かれた魔物は、いったんスルー。
前にどんどん進んでいく!
立ち止まってはいけない。
未来を創れ!
===
※リオナーガ視点
俺は今、魔物の集まりと戦っている。
学園の方に向かう魔物たちを見つけたから、止めに入った。
本当は、全部止めるつもりだった。
だけど、止めることはできなかった。
強い。
今は、生きることを考えないといけない。
力が一瞬抜けた。
その瞬間、魔物達が走り出し、学園の方に向かう。
反応が遅れ、抜き去られる。
俺はそれを追っていく。
===
さて!
字数が少ないので、登場人物紹介をしようと思います!
まずはこの5人から〜!
鑑定風にお届けします
個体名 ラース・リーグス
性別 男
概要 この物語の主人公。
圧倒的な強さを誇り、かつて英雄と
呼ばれた。
魔物には、親友、恋人などたくさん
の関連ある人々を殺されている。
個体名 クロコ・クリスティン
性別 女
概要 勇者育成学校No.4。
黒と青の混ざった髪色。
黄色の目。
身長はノアと同じくらい。
頭が良い。
個体名 リオナーガ・サガ
性別 男
概要 現状あまり本作では明かされていな
い。
イケメン。
地頭はラースより上。
戦闘能力も高い。
個体名 ノア・ジョンソン
性別 男
概要 主人公の親友。
優しい。
イケメン。
読書が好き。
寮住まい。
個体名 ルーク・フィールズ
性別 男(顔はほぼ女子)
概要 魔法大好き
中性的
1年生(現状)No.2
とある理由から性格を変えていた。
第38話投稿しました〜!
さて!少しでもこの作品が面白そうだなとか、続きを読みたいな等思っていただけましたら、☆3つ評価と作品フォローをして頂けますと幸いです!
読んで頂き、ありがとうございました~!
<(_ _)>ペコッ
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