5
2人で部屋に戻った。
いつも思ってた。おまえ一体何がどんだけ入ってんだよってくらいデカいバッグからコーラと肉まんを取り出し「はい」と渡された。
ドラえもんかよ。
俺のためにちゃんと買ってくれたのかよ。クソっ
ムカムカハラハラムラムラさせやがって。
かぶりついた肉まんはすげー冷めてて。
飲もうと蓋開けたらコーラは爆発して。
泣きながら笑うおまえをどさくさに紛れて抱きしめた。
「ごめん…ごめんね、言い過ぎた…」
さっきより弱い声。
俺はこんなの聞きたくない。こんなおまえは好きじゃない。
あ、こんな事言わせたのは俺か。こんなに弱らせたのも俺か。
ダメ男じゃん、俺。
「いや…俺もごめん…」
俺も謝ったのにごめんごめんばっかり言ってくるからキスして口を塞いだ。
「んっ…」
…そんな声を出すんじゃない…やりたくなるだろうが!
さっき爆ギレされたばっかだから絶対にやらせてくれるわけがない。おっぱい揉むのも我慢だ。
膨れ上がる色々なモノを抑えながら強く抱きしめ優しくゆっくりキスをする。
…こんなキスするの久しぶりだな…たまにはいいな。
付き合いはじめの頃を思い出してキュンキュンしてる俺。
「…っ」
だからそんな声出すなよ…そんな顔すんなよ…
「やっぱり好き…大好き…」
エロい顔で言われて爆発寸前。もう我慢できない。
殴られてもいい、フラれてもいい、いやよくない。フラれたくないけど。
恐る恐るおっぱいを触りながら
「…いい?」
俺は童貞かっ!!
でもなんかすごく新鮮!忘れてたこの感じ!
すんげードキドキしてる!
「…うん」
お前は処女かっ!!
クッソエロい!なんだその赤い顔!たまらねえ!
かわいすぎんだよチッキショー!
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