絶対衛生 クリーナーズ
天馬 聖
第1話
あなたは、私たちの生活を守るために、日夜戦い続けるヒーローがいることを知っているだろうか?
彼らは当たり前のようにそこに存在し、それ故に、誰からも本当の意味で感謝されることが無い。
それでも、彼らは今日も戦う。気が付かない内に、悪の魔の手はあなたへと迫っている。見過ごすことなど、出来はしないのだ。
自らの犠牲も厭わず、どんなピンチにも立ち向かう。人は彼らを“クリーナーズ”と呼ぶ。
力強い咆哮。圧倒的なパワー。決して折れない、不屈の精神の持ち主。どんな敵にも真正面から立ち向かう。声がうるさいのが玉にキズ。
―――サイクロン・レッド。
「サイクロン、バキュウウウム!!」
クールに見えるが、実は人一倍正義感が強く、負けず嫌い。何かと比べられがちな、サイクロンの事を、認めながらもライバル視している。メンバー1の綺麗好き。
―――フィルター・ブルー。
「ハイジーン・チェンジ」
小柄で可愛く、その体型をいかした細かい動きが得意。ピンポイントで、狙った敵をしとめるハンター。よくコンビを組まされるサイクロンのことが、少し気になっている。
―――ハンディ・イエロー。
「いくよっ!ユーズフル・ツールッ!!」
誰もがうらやむ、スリム美人。しかし、そのパワーは侮れない。狭い場所へ逃げ込んだ敵を一網打尽に。メンバーを影からサポートする、気配り上手。
―――スティック・ピンク。
「そこね…。コードレス・アタック」
現代科学のすいを集めた自立型ロボット。人知れず仕事をこなす、にくいヤツ。しかし、充電中は動けないという弱点がある。たまに、ホームまで帰れず力尽きるという、ドジな一面も見せる。
―――ロボット・ブラック。
「ルンバ…。ルンバ…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます