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  • 初めて読ませていただきました。カレンダーの印を見るまでもない、という表現の切実さや、戦争の最中の切迫感、どうすることもできない無力感、希望が見えない今を生きる辛さや苦しみのなか、ただひたすらに小さな小屋の中で彼の帰りを待つ。
    永遠に続く無力感の中、ただあなただけを思う。
    そういう愛の在り方、とても心に響きました

    Mother 初めて聞いてみました。やりきれない感情の激しさがとても印象に残りました。

    作者からの返信

    心星 文琴様
    拙作をお読み下さり、そして応援メッセージを頂戴しまして、誠にありがとうございます。

    戦争は不条理や絶望、無力感などを極限に突き付けられる最も哀しい状況です。
    安易にモチーフに使うのをためらいました。

    本作の原案は、とある方と話している時に
    「俺は兵士に性的サービスをする男娼くらいの価値しかない」
    と、諦め混じりに吐き捨てた事があった思い出です。

    例えば病を患った家族や、多忙で疲弊している友人など。
    自分に出来る事など微力に過ぎない。
    そんな悔しさや、やるせなさ。

    我々の日常にある
    愛する人が深刻な状況にあるのに、何も手を差し伸べる事が出来ない、自分の無力感がテーマです。

    昔、好きで聴いていたLUNA SEAを、ふと思い出して聴き直したのも、本作を執筆するきっかけでした。

  • 今晩は。またエタハさんの作品に触れる事が出来て幸せです。

    不条理、絶望、混沌、自分の意志ではどうにもならない戦争と言う狂気の世界。
    それでも人間は心ときめかせる事ができる。刹那だからこそ愛しさが増して行く。

    家族の優しいさを知らないジェイクの、そのすべてを包み込み、温めてあげたい。

    ああ、母性に目覚めていくアイ。



    成就できない愛だから、せめても子どもを思う母のように幸せを祈る。

    いや苦しい。本当苦しい。

    一筋の光となりアイの心を温めてくれる愛だとしても、やっぱり苦しいなあ。

    河村隆一さんの歌久しぶりに聴いた!

    ありがとうございました!

    また楽しみにしています!

    作者からの返信

    紫陽花さん
    復帰第一作をお読み下さり、ありがとうございます。

    悲しいかな世界には今、戦争中の国もあります。
    不条理と絶望の究極の状態ともいえます。

    『家族の優しいさを知らないジェイクの、そのすべてを包み込み、温めてあげたい』
    流石、紫陽花さんです!
    このストーリーで最も強調すべき点で、それを書ききれてない事に気付いて、はっとしました。

    戦時下をモチーフにしましたが、日々生活している時の普遍的な
    愛する人が深刻な状況にあるのに、何も手を差し伸べる事が出来ない、自分の無力さをテーマにしました。
    例えば病を患った家族や、多忙で疲弊している友人など。

    お約束のイメージソングですが、改めて『MOTHER』を聴くと、不条理さや叶わない願いなど、聴く者に強く訴えかけてくる名曲だと改めて思いました。

    編集済