何事も計画的に

第24話

10月29日(月)

この日から再び学校が始まった


久しぶりの学校だった


まぁ、サボる気満々だが

不思議な事にこの数日、手紙も事故も起こらなかった




それが逆に不気味で



気色悪かった




まぁ、何にも無いのにこしたことはないのだが、このまま、何も無く終わるはずがない



たくっ、あんな手紙寄越してくるやつの気が知れねぇ


まぁ、知りたくねぇけど





そんなこんなで、今日も

何にもなく終わる事と願っていた




「ぁ~そろそろなんか来ると思ってたけどさ」

只今、作戦会議をしているところ



もちろん、内容は例の手紙



「ちっ、今度はいきなり今日だよチキショー」



「本当、急過ぎるのよね



こっちにも予定あるんだし、前持って言ってくれないとさ


あの…なんだっけ?

食べ物みたいな…あれ?」

一人で喋っている華音を放っておき、話を進める

「で、今日の音楽室…」


「時間が時間なんだよな」


ん?なんか声がしたぞ?



「本当、なんで夜中に」


あれ?楓、誰と喋って……そこで楓の視線の方向へ、俺の後ろを振り向いてみると



「ウギャッ、おめぇ…えっと、そうだ、お前の存在忘れてたわ」

なんか見覚えあるやつ、柳が後ろに立っていた

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