ハッピーエンド(3)覺める

 朝六時起床:眠い目を擦り開きアラームを止めるそしてまた寝る

 朝八時半登校:遅刻した学校の職員室に寄る。一人君が待っていた。

 「君も遅刻?」

 「だね。遅刻の報告先していいよ」はにかみながら笑う君に恋をする。

 「遅刻して来ました」

 「何年何組名前は?」

 「あっ…そっか…」ボソッと呟き君と目線が合う

 「君の名前は?」ニヤニヤとした声と顔にまた恋をしていく。

 「3年B組江田小次郎です」

   僕は確かにあの時恋をして

       目が覺めた。

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