第4話
背の小さい女の子についていって15分ぐらいたったであろう、話しかけても無視され黙々と歩くことを強制されていた。
少しして、ある家の前に着いた。その家は、和風でありながら立派な造りで素人の俺でも見惚れてしまうものだった。その女の子は家の中に入っていった。(俺どうしよう)など思っていたら、玄関から人が出てきて声をかけられた。
「よっ!」見たことある人だなと思ったら柳沢だった。
「なんでここにお前がいるんだよ柳沢!」そういうと柳沢は、顔を玄関の方に振り、中入れよと言わん態度だった。
中は外の見た目に対して質素だったが、その質素さがいい味を出していた。
2階に上がり柳沢の部屋に着く、柳沢の部屋は高校生とは思えないほど無機質な部屋で少し息が詰まりそうになる部屋だった。
部屋について少しため息をし、柳沢が口を開く、「お前今日あった自殺に関与してるんじゃないかって女子高生の自殺の件もあって疑われてるぞ...」
俺はいつ大罪を犯してしまったんだと、柳沢は俺の反応を見てなんて言えばいいかわからなさそうにしていた。
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