第13話

「「「「!!??」」」」




教室に重い重い音が響いた。



それに驚いたクラスメイト全員が黙る。



その中




「おい」




ユラリと立ち上がる、こじゅ様。




そして




「誰のことを言っている……??」




私は冷めた視線でクラスの全員を見た後、立ち上がった。




音の正体は私とこじゅ様が同時に机を殴った音。




私のことはいくら笑ってもいい。



でも美冬ちゃんを笑うことは赦さない。




それも全く関係ないないことで。



そのゲームと美冬ちゃん、なんの関係がある?




思うことは、こじゅ様も一緒。




いや、私よりきっと想いはこじゅ様の方が強い。




この二人の繋がりは私よりずっとずっと強いから。

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