15人目 𠮷田 樹さん
作者さん 𠮷田 樹
URL:https://kakuyomu.jp/users/fateibuki
代表作 魔法少女に憧れた俺が、魔法少女になるまでのお話。
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330656641323058
1. 小説を書き始めたのはいつ頃ですか? その動機は何でしたか?
――――高校一年生の時でしたね。通学の電車内で暇つぶしにガラケーで小説を書き始めたのが最初だったと覚えております。ですが、それはあくまでも駄文と言いますか、小説とは程遠いものでありました。小説を書こうと思った、と言うよりは商業作家を目指した動機になってしまうんですが、学校が作りたかったからです。自身が高校生だったこともあり、その中での人間関係や、それに伴う人間の動きと言うものに面白さを感じ、小さな社会でもある学校を作り、経営したいと思ったのです。ただ、それは現実的ではないと思いいたり、であれば心の機微を描くことができ、それに共感を覚えやすい小説と言う媒体が自らの夢に一番合致しているのではないかと思い、執筆活動を開始しました。
2. カクヨムを選んだ理由と、その魅力を教えてください。
――――正直に言えば、小説家になろう様が飽和状態であったことと、異世界転生以外で勝負がしたいと思ったからです。ちょうど、カクヨムが開始するとのニュースを目にし、新たにできる世界に参加することで、自らの作品が日の目を見るのではという期待感で選びました。まあ、小説家になろう様にも投稿はしているんですけどね。魅力は……何でしょうか。思いつきません。申し訳ない。
3. 小説を書く際に特に意識している点や、自分なりのこだわりは何ですか?
――――昔は、字の文に!や?を使用しないなんてこだわりがあったんですが、今はなくなりましたね。いまだに残っているこだわり、というか悪癖ではあると思うんですがオノマトペを極力使いたくない、というのがあったりします。スピード感や直感的な雰囲気づくりには適しているんでしょうが、個人的にはどうしてもチープに感じてしまうんです。あくまで個人の意見なので悪しからず。あとはとにかく、読みやすい文章を心掛け、登場人物たちの心を届けたいと思っております。もう一つの人生を感じていただけたら、これ以上はないと思っています。
4. コメントやレビューを受けたときの気持ち及び、それが執筆にどう影響しますか?
――――やはり嬉しいですよね。頑張ろうと思いますし、もっと面白いものを書こうと思います。反面、どうしても内容に意見を取り入れてしまう傾向があるので、これは良い面もあれば悪い面もあると思っています。書きたいものをある程度貫けないと、作者の色が出ないと思いますし、阿すぎた作品を自分の作品とは胸を張って言えない気がすると、自分は思ってしまいます。プライドが高すぎるのかもしれませんね。
5. プロットを練る際やキャラクターを作るときに気をつけていることは何ですか?
――――人間を作るということ。それにつきます。簡単に属性の枠に収められないような人間性を重視しているんです。環境や人間関係、経験によって、考え方や行動が変わり、変化していく人間性を描くことで、登場人物にしっかりと生きてもらいたいのです。そのうえで、その人間がどう動くかを考えながら、プロットを立てていきます。
6. 執筆の際に決まって行うことや、日々の執筆時間の確保方法について教えてください。
――――カフェインの多い飲料を飲みますね。スイッチが入る気がします。執筆時間は、当方子供もおらず主婦ですので家事をしていない時間は自由が利きますので……。仕事をフルタイムでしていたころは、休みの日とその前日夜に眠い目をこすりながら書いておりました。
7. 自分の執筆スタイルに影響を与えた作家や作品があれば教えてください。またこの人には勝てねぇと思った作品もあれば教えて下さい。
――――蒼山サグ先生の「ロウきゅーぶ!」と、谷川流先生の「涼宮ハルヒの憂鬱」ですね。私が初めて読んだライトノベルが涼宮ハルヒシリーズでありましたので、その文章には少なからず影響を受けていると思います。ロウきゅーぶ!に関しても、それをきっかけにバスケットボールを始めたほどでして。ロウきゅーぶ!と言うとロリのイメージを持たれる方が多いですが、私はあの作品の人間の描き方と、関係性。そして、温かい心の描き方に強く感銘を受けまして、そう言った描き方を心掛けています。あと、アニメ制作陣には非常に申し訳ないのですが、アニメよりも臨場感のあるバスケシーンは、本当に素晴らしいもので、私もあんな風に書けるようになりたいと、思い続けております。そのほか、ライトノベルではありませんが、ビジュアルノベルメーカー「SORAHANE」様の作品にも強い影響を受けました。
8. カクヨムで活動する中で感じた困難や、それをどう乗り越えたかを教えてください。
――――やはり、わかりやすいタイトルでカタルシスが得られるバトルものが、中心になっているのがどうしても難しいと思いました。私、そう言うの書くの苦手なんですよね。特にバトルシーン。読むのは嫌いじゃないですし、好きなシリーズもいくつかありますので、いわゆるなろう系的なものそのものを毛嫌いしているわけでは決してないので悪しからず。ええと、つまるところ、困難は乗り越えられていませんね。
9. 今後挑戦したいジャンルや、目指している目標についてお聞かせください。
――――思いついたものは、端から書いていくスタイルですので、ジャンルと言われると難しいですが、いつか異世界転生ものをしっかり腰を据えて書いてみたいとは、長らく思っていたりします。目標は、誰もが知る人物になることでしょうか。もちろん、悪い意味で知名度が上がるのは、勘弁願いたいですが。小説をはじめ、多くのことで少しでも色々な方に認知していただき、活動の場を広げていくことで、様々な方と交流していきたいと思っております。
10. これから小説を書き始める人にアドバイスを送るとしたら、どのような言葉をかけますか?
――――書ききること! ですかね。誰かの言葉に影響されて挫折したり、書けなくなる人を何人も見てきました。その人の表現って、唯一無二のものです。ほかには替えがないものですので、誹謗中傷に負けず、書き続ければ、必ず誰かの心には届くものだと思います。作品は我が子です。自分だけでも大切に育て上げ、完結まで描き切っていただきたいと強く思います。
インタビューは以上です。ご協力ありがとうございました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます