第12話 A VS V
10分前………
山咲 「今回は隊長も行くんですか?」
香村 「あぁ、相手は推定2000〜2500人だ」
香村 「だからそれだけの兵力を動かすと幹部クラスの1人や2人はいるだろう」
山咲 「で?」
中村 「しらねぇのかおまえ、隊長の能力は攻撃と言うより治癒なんだ」
山咲 「へぇー」
香村 「この作戦ではソルジャーカウンターを使う、」
赤谷 「ソルジャーカウント?」
香村 「そう、名前の通りソルジャーを倒した数のカウントを無線で行う」
香村 「それを集計してあと、どのくらい居るかを伝える。」
長田 「へぇー」
現在………
山咲 「こちら山咲、ソルジャーカウント720!」
香村 「あとは幹部の護衛ってとこかな?」
長田 「幹部はどこに居るんだ?全然見つかんない」
山咲 「おっ!噂をすれば威圧感のある人発見!」
山咲 「現在地は82番格納庫の上にいますね、一旦無線切ります」
香村 「分かった、全隊員に次ぐ、山咲が82番格納庫の屋上で幹部らしき人物を発見、至急援護に回れ」
長田 「こっから300mくらいか…」
中村 「82?遠ぉ!」
………
山咲 「誰だお前?常人じゃあ出せない威圧感だぜ、姐ちゃん、あんたポースの幹部だろ?………」
??? 「お前らか…ボスが言ってた最近アタシたちの計画を邪魔してくる奴は」
??? 「俺は幹部じゃない、準幹部だ!」
山咲 「こりゃ失敬、あんた名前は?」
??? 「アタシはポースの準幹部、そしてVの能力者だ、名前は鮫島玲」
鮫島 「狩りのやり甲斐がありそうだな………」
鮫島 「バイオレンス、コアドライブ!」
鮫島 「はぁぁっ!」
そうして彼女は6mはある格納庫から落ちてきた
ドゴォン!!
山咲 「ちっ!」
彼女が落ちたところには2mほどの穴
が空いていた
山咲 「あの一撃で地面がここまで削れるとは…やるなぁあんた」
鮫島 「あんたもアタシの一撃を避けるとはやるな、見直したぜ」
山咲 「じゃあこっちの番だ!」
山咲 「アクセル、エンジン、サンダー、コアドライブ!」
その瞬間俺は思いっきり地面を蹴り拳に雷を纏わせ彼女に殴りかかった
山咲 「雷の
鮫島 「くそっ!」
その男の攻撃を喰らった瞬間体には電撃が走り動きが遅くなった
鮫島 「ちっ!痺れてやがる」
山咲 「その感じだと俺のスピードには追いつけないようだな」
鮫島 「だが耐久はこっちの方が上だ」
山咲 「だったら何度も打つまでだ!」
山咲 「アクセル、エンジン、サンダー、コアドライブ!」
山咲 「迅雷の
そうして俺は痺れて動けない彼女の周りを疾走して
山咲 「からの…雷の
山咲 「チェストォ!」
バギッ
鮫島 「グハッ」
山咲 「もう一丁!」
山咲 「くらえ、サンダーインファィッ!?」
キョェーーーー
山咲 「何!?」
??? 「ありゃりゃ避けられちゃった」
??? 「さすが幹部クラスの能力者だ………」
To be continued
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