天狼星 2

一閃

第1話

冬の夜空に 蒼白く輝く 天狼星てんろうせい

旅人たちが 夜毎 見上げる 一等星

迷う時も 惑う時も 哀しみにくれる時も

疑うことなく 心のままに在るようにと

狼の冷厳たる目のような

天狼星に誓いをたてる


旅を続ける者たちは

自分を 想いを

見失わぬように

心にひとつ 星を持つ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

天狼星 2 一閃 @tdngai1

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ