『潮流』
【ジャンル】現代ドラマ 【完結済】7,933文字
【作品URL】https://kakuyomu.jp/works/16817330652381238386
【あらすじ】
「ミセンにある霊薬の話、知っとる?」
妹の言葉に、私は眉を寄せた。
祖母が危篤だと連絡を受けて、実家のある広島へ帰省したというのに、この子は一体何を言っているのだろうか。
宮島にある弥山には、千年以上も燃え続けている 〝消えずの霊火〟という火がある。
妹の話では、その火で沸かした霊水には、万病を癒す効果があるのだと言う。
「ウチ、おばあちゃんを助けたいんよ」
祖母の病気を治すために、一緒に霊薬をもらいに行こう、と言う妹の目は真剣だった。
果たして、霊薬の力とは、本当なのか―――?
【コメント】
広島の小説コンテストへ応募したけど落選した作品です( ノД`)
個人的には気に入っています。
ちなみに、〝消えずの霊火〟は実際の宮島にある弥山に存在しております。
もし、寄ることがあれば気にして見てください^^
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