第17話

一緒に行ったカフェは学校がある駅の近くの

オシャレなお店だった。


中に入ると同じ学校の生徒も多く、

特に亮介なんかは色々な人達から

声をかけられまくっていた。


その中には勿論、私を睨む女子の目もあった。


「じゃー、送ってくわ!」


お、お店を出る時は、

後ろを振り返らないようにしないと。













「…誰だよ、あいつ。」


お店を出た後の私たちに掛けられたその声に、

私は全く気づかなかった。

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