関西弁を使う男の慢性ストレス!

崔 梨遙(再)

1話完結:900字

 僕は関西弁で書くことが多いです。まず、主人公が関西弁というケースが多いです。で、関西弁を入力するのですが、これがまた面倒臭いんです。



 例えば、“好きやから”と入力したい時に

 “すきやから”をそのまま変換すると、“数寄屋から”と変換されます。

 そもそも、数寄屋って何やねん? 悔しいから調べました。

 『茶の湯のための建物や、茶室風を取り入れた住宅の様式』ということでした。

 いやいや、そんな言葉、使う事なんて無いでしょう?


 次に、“好き”と“やから”で分けて入力、変換しましたら、

 “好き輩”となります。どんな輩やねん?


 そして、これ。関西弁の“○○やねん” 

例えば、“一緒にいたいねん”を変換 → “一緒にいたい年”、これです。

ねん は 年 になります。面倒臭いんです。


“すきやねん” → “数寄屋年”、どんな年やねん?


“だいすきやで” → “大好き屋で” 『大好き屋?』 何屋さん?


それから、語尾の“○○るんや”!

“あいしてるんや” → “愛してRUNや”、何? 走るの? 愛しながら。


“僕はどっちでもええ出” ← “で” は “出” になります。


“すきなんや” → “好き何や”


“や” が “箭” になることも多いです。箭って、何でしょう? 調べました。

『矢』と同じ意味でした。だったら矢でええやないかーい!

いやいや、矢が出て来ても困りますけど。


“どないすんねん” → “度内寸年” いやいや、完全に意味不明。


“そんなんあかんわ” → “損南ア緩和” 何を緩和してるのでしょう?


“ええやん” → “ええ楊” ちょっとアジアっぽい?


“なんでや年” ← やっぱり“年”になるんですよね。


“はなしたやろ?” → “鼻下や路”


“○○なんやけど” → “○○何火傷”



標準語にしておけば、書くスピードは速くなると思います。

ほとんどの作家先生には無縁のストレスかもしれませんが、

( 皆様、標準語が多いと思いますので )

それでも、僕はこだわりを持って、関西弁を入力し続けます。

ですが……個人的には、ワードでもいいので、関西弁対応機能が付いてほしいです。


以上、関西弁を多用する男の愚痴でした。

これねー! 慢性のストレスになるんですよ。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

関西弁を使う男の慢性ストレス! 崔 梨遙(再) @sairiyousai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る