第23話 "最小限の悔いを"

ノートに私はやりたいこと、やらなければならないことをない頭で考えていると部屋の窓が突然「バタン!」と音を立て何事かと顔を上げるとそこには銀髪のショートヘアをしていてどこか見たことのあるやつが現れた。「やあ、僕だよ。」と手をこちらに上げながら言ってくるネオの姿があったので私は誰だこいつと睨んでいると「いや僕だから。そんな不審者を見てる目で見ないでよ。」と珍しく焦った顔を見せたので「私がそんな目をするわけないだろ。ところで窓閉めろ。寒いわ。」と私が言うと「ああ、ごめんごめん。寒かったよね。」と少し微笑んで窓を閉めたので私は更に「で、急に何のようだ?」と質問すると「久しぶりの中学はどうだった?」と聞いてきたので「まさかそれだけのためだけに来たのか?」と私が聞くと「いや他にもあるよ。

''今の君は僕が逢ったことのある君なのかなと思って逢いに来たのだよ。''」と訳の分からないことを言ってきたので小首をかしげると「前に言ったでしょ。今の君には力がある試しに今持ってるシャーペンを少し強く握ってみて。」と言うので私は軽く力をいれると「バキッ」と音共に持っていたシャーペンが気だけ散った。「ね、言ったでしょ。他にも色々と強くなってるから暴走しないか見に来たの。あと単純に君の脳が平気かなも思ってね。」とこちらを見て言ってきたので「暴走なんかしないよ。あと脳も平気だ。お前には聞きたいこどがあるんだ。お前と奏って本当に姉妹なのか?」と私が聞くと「うんそうだよ。今は直接会えないけど。」と言い終わると「おーい優斗。そろそろ飯だぞ。」と言う依さんの声が聞こえたので私は「あと少しで行きます。」と少し大きな声で言うとネオは「君も忙しそうだね。ここで助言みたいなの。君も分かってると思うけど中学の生活なんてあっとゆうまだからね。だから"最小限の悔いを"ね。」と名言らしきもの言ってきたので「それ誰の言葉だ?」と私が聞くと「奏姉さんの言葉だよ。じゃあ僕は戻るね。」と言いながらまた消えていった。ネオが消えたのを見て私は依さんの居るリビングに向かうのだった。

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