第10話

「は~い」


それから急いでお弁当を作って、陽菜が行きたいって言っていた公園に来た。


「ママ~、遊んできていい?」


「いいよ」


ベンチに座って、陽菜が遊んでいるのを見ていた。


「ママ~、ブランコおして~」


「いいよ」


「高くしてね」


ブランコまで来るとおねだりされた。


「いいよ」


陽菜の背中をおして、いい感じの高さまできた。


「陽菜、これくらいでいい?」


「うん」


お腹空いてきたな・・・


「陽菜、そろそろお昼ご飯にしない?」


「陽菜、お腹ペコペコ」


「じゃあ、手を洗って食べよう」


「うん」

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