第2話

「そうだね。誰にも負けないくらい好き。準備して行こうか」


「うん」


それから2人で朝ご飯を食べて、準備をして出掛けた。


ナイト人気だから、電車も人が多かった。いつものことなんだけどね。


「陽菜、グッズ買いに行こう」


「うん」


とりあえず、全種類のグッズを購入。あとは、中に入って開演を待つだけ。


陽菜、すごく目が輝いててかわいい。こんな姿を見ると連れてきてよかったって思う。


あっ!暗くなった。


「陽菜、はじまるね」


「うん。楽しみ。どこから出てきてくれるかな?」


「ママはね、真ん中からだと思うな~」


「陽菜はね~、前から」


アップテンポな曲とともにカラフルなライト。いつもどこからナイトが出てくるかソワソワしながら探してる。みんなも同じ気持ちなんだろうな。


『『きゃ~♡♡♡』』


すごい歓声を浴びながら、3人が天井から飛びながら降りてきた。


「晴輝く~ん」

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