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    ミイは窓のなかへの応援コメント

     突然の応援コメント失礼いたします。
     新着小説を漁っているなかで、この作品に出逢いました。情報の海から急に現れた、ぐよぐよねこ。それについて行った私は、気づけば、この物語に迷い込んでいました。とても魅力的なタイトルだと感じます。
     そして魅力的なのは、タイトルに限りません。ねこの一人称視点で語られる世界は、どこか閉鎖的で、不思議な香りがします。ねこの世界や会話を覗けて、すこし背徳的な読書体験をさせていただきました。
     またこの作品で描かれるのは、孤独死という大きな社会問題の一端で、かわいらしいタイトルからは想像できない、鋭い展開に驚きました。最後にぐよぐよねこ——死に直面したねこ、そして読者の私は、急に取り残されたように、ひとりになってしまいました。
    「あたしは独りで生きていくことができない」
     ねこの言うこのセリフは、すべての人間にも当てはまるものでしょう。それなのにひとりになってしまう現実がある。高齢者の孤独死、知的障害者の「親なきあと」の問題にも代表されるそれを、ねこ視点で描くところに、作者さまの才を感じました。

     私が昔に飼っていたねこも、最後はのどから溶けて、ぐよぐよねこになってました。私はとなりでその亡き骸をずっと見ていた覚えがあります。とても懐かしいことを思い出させてくれたこの作品に、作者の花森さん、に深く感謝したいと思います。
     素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    秋冬さん!お久しぶりです🙇

    ご丁寧なコメントありがとうございます!
    最近、すごく寒くて気持ちが落ち込み気味だったのですが、暖かなコメントくださってとても嬉しかったです!
    今後ともどうかよろしくお願いします🙇