第一章 魔術師は塔に降り立つ FAIR,_Occasionally_GIRL. 5

「はーい。それじゃ先生プリント作ってきたのでまずは配るですー。それを見ながら今日は補習の授業を進めますよー?」

 もうこのクラスになって一学期つが、いまだにありえねぇと上条は思う。

 一年七組の担任、つくよみもえは教卓の前に立つと首しか見えなくなるというとんでもない教師だった。身長は一三五センチで、安全面の理由からジェットコースターの利用をお断りされたという伝説を持つ、だれがどう見ても黄色いあんぜんぼうに真っ赤なランドセル、ソプラノリコーダー標準装備の十二歳にしか見えない、学園七不思議に指定されるほどの幼女先生である。

「おしゃべりはめないですけど先生の話は聞いてもらわないと困るですー。先生、気合を入れて小テストも作ってきたので点が悪かったら罰ゲームはすけすけ見る見るですー」

「ってかそれ目隠しでポーカーしろってアレでしょう先生! ありゃ透視能力クレアボイアンス専攻の時間割りカリキユラムだし! 手元のカードも見えないのに一〇回連続で勝てるまで帰っちゃダメとか言われたらそのまま朝までナマ居残りだとわたくしかみじようとうは思うのでせうが!」

「はいー。けれど上条ちゃんは記録術かいはつの単位足りないのでどの道すけすけ見る見るですよ?」

 うわぁ、と上条はリーマン教師の営業スマイルに絶句する。

「……むう。あれやね。もえちゃんはカミやんが可愛かわいくて仕方がないんやね」

 と、隣に座っていた青髪ピアスの学級委員(男)が訳の分からない事を言ってくる。

「……おまいはあの楽しそうに黒板に背伸びしてる先生の背中に悪意は感じられんのか?」

「…なに? ええやん可愛い先生にテストの赤点なじられんのも。あんなお子様に言葉で責められるなんてカミやん経験値高いでー?」

「…ロリコンの上にMかテメェ! まったく救いようがねーな!!」

「あっはーッ! ロリ『が』好きとちゃうでーっ! ロリ『も』好きなんやでーっ!!」

 雑食!? と上条が叫ぼうとした所で、

「はーいそこっ! それ以上一言でもしゃべりやがったらコロンブスの卵ですよー?」

 コロンブスの卵っていうのは文字通り、逆さにした生卵を、何の支えもなく机の上に立ててみろって事だと思う。念動力サイコキネシス専攻の人間だって脳の血管切れそうになるまで踏ん張ってようやく卵がコケないようにする、アレだ(念動力が強すぎても卵を割ってしまう。難易度超高)。例によって成功しなければ朝までナマ居残りである。

 上条と青髪ピアスは呼吸も忘れて教卓のつくよみ小萌をじっと眺める。

「おーけーですかー?」

 にっこり笑顔が超こわかった。

 小萌先生は『可愛い』と言うと喜ぶくせに『小さい』と呼ぶと激怒するのだった。

 とはいえ、小萌先生は生徒から低く見られる事をあんまり気にするタイプにも見えない。それは学園都市の中では仕方がない部分もある。ただでさえ、ここは人口の八割以上が『学生』という子供達の国ネバーランドだ。普通の学校と比べても『リーマン教師』に対する風当たりは強いし、何より学生の『強さ』の基準は『学力』と『能力』の二つで決まってくる。

 先生というのは学生を『開発』する人間であって、先生そのものは何の能力も持たない。体育教師や生活指導などは能力者レベル3学生バケモノきたえ抜いた己のこぶしだけでぶっ飛ばす、何だか外国人部隊みたいな連中なのだが、化学の小萌先生にそれを期待するのも酷だろう。

「……、なぁカミやん?」

「あんだよ?」

もえ先生に説教くらうとハァハァせーへん?」

「テメェだけだ鹿! もう黙れ、黙れ馬鹿! 念動力サイコキネシスにも目覚めてねーのに生卵とたわむれてたら夏休みが終わっちまうわ! 分かれこのエセ関西弁!」

「エセ…… え、ええええええエセ言うな! ボクはホンマに大阪人やねんな!」

「黙れ米どころ出身。イライラしてんだから無駄にツッコミいれさせんなよ」

「こ、こここ米どころ違いますよ! あ。あ、あーっ! タコヤキ美味おいしいなぁ」

「無理矢理な関西属性やめろ! テメェ役作りのためにタコヤキおかずにメシ食えんのか」

「いや何言うてん。いくら大阪人でもタコヤキオンリーで食卓を彩る訳ないやろ」

「……、」

「ないやろ? ないと思う──いや待ち。けど……でも、ない───けど、あれ? どっち?」

「メッキがれてんぞ関西モドキ」

 はぁ、とため息をついてかみじようは窓の外を見る。

 こんな無駄な補習なら、やっぱりインデックスのそばにいるべきだったと思う。

 確かにインデックスの着ていた修道服『歩く教会』は上条の右手に反応したけど(否、反応だなんて生ぬるい表現ではなかったが)、だからと言って『魔術』そのものを信じた訳ではない。おそらくインデックスの言ってた事は十中八九ウソっぱちだし、仮にウソをついてないつもりでも、実は単なる自然現象が不思議オカルトに見えていただけかもしれない。

 それでも、

(……逃がした魚はデカかったかなぁ)

 上条はため息をついた。こんなエアコンもない蒸し状態の教室で机に縛り付けられるぐらいなら、いっそ剣と魔法のファンタジーに飛び込んでみた方が良かったかもしれない。今なら可愛い(キレイ、と呼ぶのはどうも抵抗があるが)ヒロインもセットでついてくる事だし。

「……、」

 上条はインデックスが部屋の中に忘れていったフードを思い出す。

 結局、返さなかった。。たとえインデックスの姿が見えなくなっても、本気で探せばすぐ見つかっただろうし、見つからなかったとしたら今も彼女を探してフード片手に街中を走り回っているはずである。

 今になって思えば、なんだかんだでつながりが欲しかったのだ。いつか、忘れ物を取りに彼女が戻ってくるかもしれない、と。

 あの白い少女が、あんなにもかんぺきな笑顔を見せるから、

 何か繫がりを残しておかないと、そのまま幻のように消えてしまいそうで、

 こわかったんだと、思う。

(……、なんだ)

 ちょっと詩人なかみじようはそこまで考えて、ようやく気づいた。

 なんだかんだ言った所で、あのベランダに引っかかっていた少女は嫌いではなかったのだ。もう二度とかかわりを持たない事に、こんな小さな未練を残してしまうぐらいには。

「……あーくそ」

 舌打ちする。後からこんなに気になってくるならやっぱり引き止めておけばよかった。

 そういえば、彼女の言っていた『一〇万三〇〇〇冊の魔道書』というのは何だったんだろう?

 インデックスをねらう魔術結社とかいう連中(……結社って、株式会社なの?)は、その『一〇万三〇〇〇冊の魔道書』が欲しくて彼女を追い掛け回しているらしい、というのは聞いた。そして、インデックスは『一〇万三〇〇〇冊の魔道書』を持って逃げ続けているらしい。

 大量の本を押し込んだ倉庫のカギとか地図、とかそういうモノのたとえではなく。

『そんな大量の本をどこに?』と言った上条に、インデックスは『ここにある』と言った。が、上条の見る限り本なんて一冊もなかったし、そもそも上条の部屋は一〇万冊もの本を押し込めるほど広くない。

「……何だったんだろうな?」

 上条は思わず首をかしげた。インデックスの修道服『歩く教会』が幻想殺しイマジンブレイカーに反応する本物だった以上、彼女の言っている事が一〇〇%妄想、という事でもないだろうが……。

「センセー? 上条クンが窓の外の女子テニス部のひらひらに夢中になってまース」

 と、青髪ピアスの無理矢理関西言語に「あん?」と上条の意識が教室の中へUターンすると、

「……、」

 もえ先生が沈黙している。

 授業に集中してくれない上条とう君にものすごくショックを受けているらしい。何だかサンタさんの正体を知ってしまった十二歳の冬みたいな顔をしている。

 と、思った瞬間。子供の人権を守るべくクラス中の敵意ある視線が上条当麻に突き刺さった。


 夏休みの補習、とか言っておきながらしっかり完全下校時刻まで拘束された。

「……、不幸だ」

 夕焼けにギラギラ光る風力発電の三枚プロペラを眺めながら上条はつぶやいた。夜遊び厳禁、という事で、基本的に学園都市の電車やバスの最終便は下校時刻に合わせてある。

 終バスをのがし、延々と続くしやくねつの商店街を歩く上条の横を警備ロボットが追い抜いていく。やはりドラム缶に車輪をつけた代物で、役割は歩く防犯カメラといった感じ。最初は犬型ロボットを改良したモノだったが、子供が集まって進路の邪魔になるから、というミもフタもない理由で作業用ロボットはみんなドラム缶なのである。

「あっ、いたいた。この野郎! ちょっと待ちなさ……ちょっと! アンタよアンタ! 止まりなさいってば!!」

 夏の暑さにやられたかみじようは、のろのろ走る警備ロボットを見ながら、そういえばインデックスは清掃ロボットを追っ掛けてどこまで旅に出たんだろうかと考えていたため、初めその声が自分に向けられたモノだと気づかなかった。

 何だろう? という感じで振り返る。

 中学生ぐらいの女の子だった。肩まである茶色い髪は夕焼けで燃え上がるような赤色に輝いて、顔面はさらに真っ赤に染まっている。灰色のプリーツスカートにはんそでのブラウスにサマーセーター───と、ここまで考えて、ようやく思い出した。

「……あー、またかビリビリ中学生」

「ビリビリ言うな! 私にはさかことってちゃんとした名前があんのよ! いい加減に覚えなさいよ、アンタ初めて会った時からビリビリ言ってるでしょ!」

 初めて会った時……? と、上条はちょっと思い出してみる。

 うん、そうだ。確か初めて会った時もこの女は不良達に絡まれていた。それで、これこれわらども寄ってたかって女の子のサイフをねらうんじゃありませんと浦島太郎的展開に持ち込んだ所、うっさいわね人のケンカの邪魔してんじゃないわよビリビリィ! と、か女の方に逆ギレされた。で、上条は当然『右手』で女の電撃ビリビリを防いだ訳で、彼女の反応としては……あれ? 何で効かないのアンタ、じゃあこれは? あれー? と、こんな感じで現在に至る。

「……て、あれ? 何だろう? かなしくないのに涙が出るよお母さん」

「なに遠い目してんのよアンタ……?」

 かみじようは補習で疲れているので目の前のビリビリ女を適当にあしらう事にした。

「何やらあきれ顔で上条の顔を眺めている女は、昨日の超電磁砲レールガン女だ。たった一度ケンカに負けたのが相当悔しいらしく、それから上条の元を何度も訪れては返り討ちに遭っているのだ」

「……。だれに対して説明してんのよ?」

「気が強くて負けず嫌いだけど、実はとってもさびしがり屋でクラスの動物委員を務めてます」

「勝手に変な設定考えんな!!」

 両手をビュンビュン振り回す少女、さかことに道行く人々が目を向けている。まぁ無理もない。美琴の着ている何の変哲もない夏服は、実は学園都市でも五本の指に入る名門エリート常盤ときわだい中学のものだ。ラッシュ時の駅の中でもか見分けがつくという、あの気品爆発の常盤台のお嬢様が、電車の床に座ってケータイいじってる人間と同じ風に動いていたら誰だってビビる。

「でー、何なんだよビリビリ? ってか七月二〇日なつやすみなのに何で制服着てんの? 補習?」

「ぐ……う、うっさいわね」

「動物小屋のウサたんが気になったの?」

「だから勝手に動物設定付け加えてんじゃないわよ! それよかアンタ! 今日という今日こそ電極刺したカエルの足みたいにひくひくさせてやるから遺言と遺産分配やっとけグルァ!」

「やだ」

「何でよ!?」

「動物委員じゃないから」

「こ──────の。っざけてんじゃねーぞアンタぁ!!」

 ドン! と、中学生は勢い良く歩道のタイルを踏みつける。

 瞬間、辺りを歩いていた人達の携帯電話が一斉にバギンとすさまじい音を立てた。商店街の有線放送がブツンと途切れ、そこらを走っていた警備ロボットがビキンと嫌な音を鳴らす。

 パリパリ、と。中学生の髪が静電気のような音を立てる。

 生身の体一つで超電磁砲を扱う超者能力レベル5の少女は、獣のように犬歯をき出しにして笑い、

「ふん。どうよ、これでようやく抜けた頭のスイッチ切り替えられた? ─────むぐっ!」

 と、ゆうしやくしやくの御坂美琴の顔面全部をおおい隠すように、上条は慌てて片手で口をふさぐ。

(だっ、黙れ、お願いだからその口を閉じて黙れっ! ケータイ焼かれた人間みんな殺気立ってるからっ!! バレたらみんな弁償だからっ、有線放送とかいくらかかるか分かんねーし!!)

 何となく銀髪のシスター少女の事を思い出しながら、上条はクリスマスの時ぐらいしか名前の浮かんでこない神様に思いっきり祈りをささげてみる。

 と、祈りが通じたのか、誰も上条と美琴に詰め寄るような事はなかった。

 良かったぁ、とかみじようは(微妙にことちつそくさせつつ)ホッとため息をつく、と。

『───メッセージ、メッセージ。エラーNo.100231-YF。電波法に抵触する攻撃性電磁波を感知。システムの異常を確認。電子サイバーテロの可能性に備え、電子機器の使用を控えてください』

 幻想殺しイマジンブレイカー超電磁砲レールガンは恐る恐る振り返る。

 ぷすぷす、と。煙を噴いて歩道に転がるドラム缶が良く分からない独り言をつぶやいて、

 次の瞬間、警備ロボットは甲高い警報を辺り一面に鳴り響かせた。


 もちろん逃げるに決まっていた。

 裏路地へ入りポリバケツをばし黒猫を追い散らすように走り続けた。そう言えばおれは悪い事してないのに何で一緒に逃げてるんだろう、とか思いながらも逃げ続けた。警備ロボットは一体一二〇万円するというのをワイドショーで聞いていたからだ。

「うう、ぐすっ。ふ、不幸だ。……こんなのとかかわったばっかりに」

「こんなのって言うな! 私にはさか美琴って名前があんのよ!」

 裏路地の裏の裏の裏で、ようやく二人は立ち止まった。建ち並ぶビルの一つだけを取り壊したのか、四角い空間が広がっている場所だ。ストリートバスケに向いてそうにも見える。

「うるせえビリビリ! 大体テメェが昨日ド派手にかみなりなんぞ落とすからウチの電化製品まとめてられちまったんだぞ! この期に及んでまだなんかあんのか!」

「アンタがムカつくから悪いのよっ!」

「意味の分かんねえキレ方すんな! 大体俺ぁテメェに指一本触れちゃいねーだろが!」

 あの後───さんざん襲いかかってきた美琴の『攻撃』のすべてを、かみじようは右手一本で受け止めた。それは超電磁砲だけではない。砂鉄をり集めた鋼鉄の『むちのような剣』に、内臓を狂わせるための強力な電磁波、トドメは空から降ってくる本物の『雷』。

 けどまぁ、どれもこれも上条とうの敵ではない。

 それが『異能の力』であるならば、上条当麻はその全てを無効化できるのだから。

「ありゃお前が勝手に殴りかかって勝手に疲れただけだろ! 力の使いすぎで勝手にぐったりしやがって、お前のスタミナ不足を俺のせいにすんなビリビリ!」

「~~ッ!!」ギリギリと美琴は奥歯をみ締めて、「あ、あんなの無効よ、ありえないわよ! だって私だって一発も殴られてないもん、それってお互い様で引き分けって事でしょ!!」

「……はぁ、じゃあもういいよお前の勝ちで。ビリビリ殴ってもエアコン直る訳じゃねーし」

「が……ッ! ちょ、ちょっとアンタ! マジメにやりなさいってば!!」

 両手をブンブン振り回して叫ぶ美琴に、上条は小さくため息をついて、


?」


 か……ッ、とことの言葉が詰まる。

 かみじようは右手を軽く握って、もう一度開く。たったそれだけの仕草に、さか美琴の全身からダラダラと嫌な汗が噴き出す。たった一歩、後ろへ下がる事もできずにその場で凍りつく。

 上条の『力の正体』が分からない美琴としては、表情一つ変えずに自分の切り札すべてを封じた上条はまさに『未知の恐怖』そのものだ。

 無理もない、上条とうは御坂美琴の『攻撃』を二時間以上受け続けて、たった一つのかすり傷も負わなかった男なのだ。『コレが本気を出したらどうなるんだろう?』と思って当然だ。

 ふぅ、と上条はため息をついて目をらす。

 全身を縛っていた糸が切れたように、ようやく美琴は一歩二歩とよろめいた。

「……、なんていうか、不幸だ」そんなにビビられると逆にショックな上条だった。「部屋の電化製品はボロボロだし、朝は自称エセ魔術師に夕方はビリビリ超能力者ときたもんだ」

「ま、まじゅつしって……なに?」

「……、」上条はちょっと考えて、「……えっと、何なんだろう?」

 いつもの美琴なら、『ぐらぁナメてんのかアンタ、チカラも変なら頭も変かぁ!?』とか叫んでビリビリする所だろう。だが、今日はどこか様子を見るようにびくびくしている。

 もちろん相手をだますためのハッタリなのだが、ここまで効果があるとちょっぴり切ない。

(……それにしても、魔術師、か)

 上条はちょっとだけ思い出す。あの白いシスターがいた時は割とアッサリそんな言葉が出てきたけど、やっぱりちょっと離れてみれば現実から外れた言葉だと痛感させられる。

 インデックスがいた時は何で感じられなかったんだろうと思う。

 そう信じられるだけの、それこそ神秘的な『何か』があったとでも言うんだろうか?

「……ていうか、ナニ考えてんだか」

 子犬みたいにビビっているビリビリ女こと御坂美琴を放ったらかしにして、上条はつぶやく。

 インデックスとは、あそこで縁を切った。この広い世界で何の意味もなく『偶然』再会するなんて事はまずありえない。魔術師がどうだとか考えた所で、もう何の意味もないのだ。

 そう思うのに、忘れる事ができなかった。

 部屋の中に忘れられた、頭にかぶる純白のフード。

 たった一つだけ残った『つながり』が、上条の心のすみをチクチク刺してイライラさせる。

 何でそんな事を思ってしまうのか、上条当麻は自分自身の内側さえ分からなかった。

 神様でも殺せる男のくせに。

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