サマーダンジョンへレッツゴー!
ダンジョンから戻ると、空にポツリ浮かぶ太陽が猛烈に輝いて、私たちに光を浴びせる。
「暑…」
ダンジョンから出てすぐなのに、そんな言葉が口から零れてしまう。
「…さっさとサマーダンジョン行きましょうか…」
「水着から着替えて行く?」
「それでもいいけど~…せっかくのサマーイベントなんだし、水着のままでいこーよ」
皆の水着姿も貴重だからね~。
「私もそろそろラッシュガード脱ごっと」
「…スタイルいいなぁリリィさん」
「二人ともとそんなに変わらない気がするけどね?」
実際二人のスタイルだってとても綺麗だ。
水着でオープンになっているお腹は綺麗なくびれがあるし、体全体のラインも綺麗。それに何時もよりも露出度が高い二人の綺麗な肌。
「…世の中の殆どは釘付けだと思うんだけどなぁ」
モデル顔負け…とまではいかないかもしれないけど、それでも二人だってかなり美貌だ。
「それになんてったって水着だしね」
■
さて、そんな会話もほどほどに、私たちはサマーイベントのために用意されたサマーダンジョンを攻略することにした。
「―――おぉ…!?」
「これは…すごい…」
まず最初に私たちを出迎えたのは、リゾートかと思うほどの絶景なオーシャンビュー。到底ダンジョンの中にいるとは思えないね…。
「…それで、このお洒落な海をバックに戦っていくのかな?」
「そうみたいですね…」
「タンク型…また面倒な…」
海の見える部屋から先の廊下にはタンク型の【
そこで効いてくるのが本体の防御力の高さ。絶対に一発じゃ壊し切れないし、なんだったらほんの少しずつ自己修復もするから本当に厄介な敵…。
「時間稼ぎにはもってこいだね…」
「…奥からは【
さらに、【
「【
「持久戦に持ち込む気満々だね…」
防御力は最強格、攻撃力もトップクラス。機動力が若干劣るけど、それを感じさせなくらいには機敏な動きもできる。
ちなみにこれらを倒すと手に入る【
「それじゃあ…まずは【
矛というか薙刀と言うか…長い柄の先に刀身が付いている武器を持っているのが【
「…、———【重力加速】!」
純白ちゃんが【
先に純白ちゃんの剣が、【
地面に凄まじい勢いで叩きつけられた【
「なんで生きてるのさ…!」
「私たちも行きましょうか」
「うん、【空中跳躍】」
「【刀剣術・
トキハちゃんは迅雷でも神速迅雷でもなく
曰く、基本的に連続攻撃が主体となる以上、
迅雷も神速迅雷も、【
「【剣術・トリプルスラッシュ】」
空中跳躍で【
「【剣術・ソニックブレード】」
ソニックブレードは、切ってからすぐ後に音速の刃がもう一度相手を切り刻むスキル。ソニックブレード自体はちょっと飛ぶから、遅れてやってくる斬撃として相手の意表を突くために使えない事もない。
ただソニックブレードは、単発の威力はそんなに高くはないんだよね…。
「ほっ———」
【
柄に脚を当てて【
矛を固定されている【
「【剣術・トリプルスラッシュ】、【剣術・ソニックブレード】」
3×2の計6連撃、ソニックブレードの威力はちょっと低いとはいえ、これでも結構ダメージを与えられたはず…。
「…倒せた…ね」
やっと一体を機能停止状態にまで追い込むことができた。
「さて…残りはあと…3体」
まあ、やるしかないよね。
「【空中跳躍】、【剣術———】」
「―――」
ビープ音が3回鳴った後、【
「まさか———【
【
空中を駆け回る【
「っ、【空中跳躍】!」
これは…ちょっとマズいかもね…。
――――――――
作者's つぶやき:やっとサマーダンジョンですよ。長くないですか?…本当に。
さて書くことがない(いつもの事)
まあ、リリィさん達がんばえー。
以上です。
――――――――
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