私、王子様にプレゼントもらいました

エレンのお陰で、回復魔法の上級者へと一気に駆け上った


エレン「ここまで上達が早いなんて、もう僕と同じレベルだよ」

クリスリア「エレンの教え方がお上手だから、こんなにも上達が早いのですよ」


3日ほど、魔法を習い続けて、回復魔法の他に、エレンが少しだけ知っていた補助魔法も覚えた、立派な白魔道士になったよ!やったね!


エレン「もう僕がクリアに教えられることはないなぁ...」

クリスリア「魔法についてこんなに教えてくださって、本当に感謝しています、ありがとうございました」

エレン「あ、そうだ、クレアにプレゼントがあるんだ」


そう言うと、彼は本を手にとって、私に差し出してきた、


エレン「君は回復魔法もそうだけど、補助魔法も熱心に学んでたからね、僕じゃ教えられないから、補助魔法について書かれた本を渡しておくよ、大事に使って」


回復魔法もそうだけど、補助魔法も覚えた方が後々役立つかも知れないし、これはありがたい、遠慮なくもらっておこう


クリスリア「ありがとうございます!エレンは本当に優しい心の持ち主ですよね、」

エレン「褒めてくれてありがとう、じゃあ、僕は今日中には帰るよ、でも、また日をおいてまたここに来るつもりだから」

クリスリア「そうでしたか、次来る時はもてなさせてもらいますね」

エレン「そっか、楽しみにしておくよ」


そんな会話をして、私とエレンは別れた、



エレンと別れて部屋に戻った私は、もらった本を読みながら、試しに自分に魔法をかけてみたりして、補助魔法について学んでいった、

そんなふうに時間を潰していると、お昼時にアリアに呼ばれて昼食へ、


アラン「エレン王子、これを食べたら帰るということだったかな」

エレン「えぇ、ですが、また近いうちには来ると思います」

レンドール「あら、なにか御用があるんですか?あるなら今のうちに済ませてしまえばよいのにね」

エレン「日を改め、ちゃんとしお話したいことがあるので」


はて、なんの話をするのだろうか、

お昼を終えたらすぐに、表に止めてあった馬車に乗って、去っていくエレン、


クリスリア「どんな話を持ってここに来るのでしょうか」

アラン「さぁな、俺にもわからない、馬車はもう行ったし、俺は戻るぞ、」

クリスリア「私も戻ります」


お父様とともに屋敷へ戻っていく


エレン「アーガスト家の一人娘、クリスリア、僕の婚約者になるという話、受けてくれるだろうか」


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