プロット編
第2話 プロットって何でしたっけ?
プロットって何でしたっけ?
沼津平成の定義:小説においてプロットとは、あらすじの進化版である。
簡単にいうと、プロットというのは、あらすじから「あら」を無くしたすじなのです。
あらすじ——漢字で書くと粗筋になります。
プロットはこれを粗く無くしたものです。(逆に、もっと粗くしたやつもありますが……。これについてはあとで解説します)
例えば、「勇者が、魔王を討伐する。」と言う物語を書きたいとします。
では、どんな勇者なんでしょう?
普通のカッケー勇者だったら普通に魔王倒せそうなので(過去の作品が証明してくれています)弱点を与えなければならなさそうです。
弱点はどんなやつなんでしょう? パソコンに書き出してみます。
さて、弱点は我ながらいいと思うものから変なアイデアまで出たと思います。かっこいいやつは「血を見るのが苦手」とか、変なアイデアは「野菜全般苦手」とか。
いや、変なアイデアでも書くことはできるのですが……
そもそもその異世界に野菜はあるのでしょうか?
こういうふうに破綻しない設定を心がけてプロットを作りましょう。
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