ヘビー・ロマンス【完】

伊月素乃

01

第1話

「透子〜、明日カラオケ行こ〜」


「あーごめん、明日バイト」


「うわ言ってた気がするわ。それはしゃーない」


「カラオケ行きたい、歌いたい」


「それな」




短いスカートにキラキラしたネイル。


ブラのホックあたりまである長い髪は緩く巻いて、色は綺麗に入るよう2回ブリーチをした、ピンクベージュ。



もちろんメイクもする。



ちなみに、マツエクは好きじゃない。睫毛がしぬから。


それにビューラーであげてマスカラを塗る瞬間が好き。長く伸びると同時にテンションも上がるから。




アクセサリーをジャラジャラつけるのは好みじゃない、シンプルなピアスを右2左3と、ゴールドの細いバングルだけ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る