エアコン小説まとめ もう遅い 後悔 冤罪 50話まで

36ー40 クラスメイトに死ねコールをされたので飛び降りた

春視点

優君、私と一緒に居るのが嫌そうだったけど、拒否まではしなかった。

それに今日は私以外の人が余りにも優君に酷くて、少しは私は特別だと思ってくれたかも知らない・・・

優君・・・私はこれからは何があらろうと私は味方だから

それにしても、夏ちゃん・・・あれで本当にいいのかな、

元は夏と私はライバルだったのに、事件の起きる前の虐めてる時だって・・・

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夏視点

やっぱり優は来てくれなかった。

・・・

振られたような気持ちだった。

もし、明日も優君に会っても同じようにしてしまうんだろうか、

どんな対応するか自分でも分からない、私が怖い。

春ちゃんは私と違って優に親身になって居る。

まだ優も受け入れて来たらないようだったけど、このままだと分からない！！

明日からは、明日からは変えていかないと！！

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ゆう視点

学校から帰っても、家には妹と母がいる。

「・・・」

居場所なんて無い。

普通に考えて、息子のアレルギーのことなんて忘れるか？？普通？？

それに、言うことも意見もコロコロ変えてその度に俺に怒る。当たる。

自殺をしようとしてからやっと態度を変えたけど、今までがひど過ぎなんだよな。

そして

「ただいま」

「・・・お兄ちゃん、遅いご飯冷めるよ」

「遅い、久しぶりの学校だからって寄り道して来ないでよ」

せめて、おかえりくらい言えよ。

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39

「そういえば、優」

「何、お母さん」

「そろそろ携帯を買いましょうか」

「・・・なんで、今頃」

「いつでも私達が連絡出来るように。あなたの無事を確認出来るように」

完全に俺が自殺願望のある、ヤバい人扱いの言い方だ。

否定はしないけど

ずっと、欲しかったんだ。携帯。

だけど、全然買ってくれなくて、そしてついにもう持っても意味がない時にこうなった。

あー、はぁーー

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そして、妹にとりあえず俺より先に携帯を持って居る妹とも連絡先を交換した。

「これからは、しっかり連絡したら返してね。お兄ちゃん」

「・・・今まで使ってないから忘れそう」

「約束して！！」

「・・・あぁ」

「学校でもするから連絡してよね。ちゃんと」

なんて、迷惑なんだ。

クラスメイト達はどう思うだろうか、今まで携帯持ってない俺が携帯を持つところを見て、

ただでさえ嫌われてたのに、携帯持っていないことは有名だったからな。