第3話 世界解説

Q.なんで投稿遅れたの?

A.日曜0時のことを月曜と日曜の間のことだと思ってたから。


――――――――――――――――――


屋敷の中はまさに質素倹約な感じがしていて好印象。天空宮殿の行政部は見るに堪えない感じだったからね。


そしてとある扉の前で二人は止まり、なんかがさごそした後、


「入っていいわよー」


と言われたので入る。


「そこに腰掛けてくれ。」


そう言われたので、二人の対面に位置する椅子に座る。


「あー、えっと、まぁ色々聞きたいことはあるんだけど、まずその翼っぽいのから説明してくれない?」

「はい、いいですよ。」


~ハイドル説明中~


「と、いう訳なんですよ。」

「そう。じゃ、この世界について何も知らないのね。」

「はい、自然の豊かさも実際に見るまで何も知りませんでしたし、今どういう状況なのかも知りません。」

「じゃ、まずは貴族について説明するわね。貴族には6つの階級があって、下から順に、男爵、子爵、伯爵、侯爵、辺境伯、公爵となっているわ。それより偉いのは王族ね。」

「じゃ、ここは下から2番目に偉いってことでなすね。」

「そうね。あと、貴族の階級によって、持てる軍の数も変わるわ。男爵は100人まで、子爵は1000人まで...みたいな感じで。」

「つまり王族は、1億もの軍を持てるということですか?」

「理論上はね。でも、この国はイベリア半島分しか領土を持ってないから、ここには1億人も人間はいないわ。だから、現実的には150万が限界といったところかしら。」

(補足:この国の領土はスペインとポルトガルを合わせたものと考えて差し支えなし。)

「そうなんですね。」

「まぁ、王族は他の貴族に命令する権限を手にしてるから、実際は王国全部の貴族を合わせた分が一般的には王族の戦力として数えられてるわ。そんで、王族直属の軍も、複数に分けられてるわね。ま、貴女が知る必要は無いかしら。」

「はい、もう戦争はこりごりなので。」

「貴族関連は大体こんな感じかしら。次は学園についてね。基本的に学園は、10~15の子供達が入学出来て、様々なことを覚えるわ。ん?ハイドル、貴女なにも知らないんでしょ?」

「はい、そうですね。ってまさか...」

「そのまさかよ。貴女、学園に通わない?」

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