第5話「諦めさたい気持ちと好きのままいて欲しい気持ち」
紗羅に告白されてから1ヶ月が経った、1ヶ月経った今でも紗羅は僕に告白を毎日してくれていた。
そんなある日のことだ、紗羅が僕の教室に来なかった、その日からパタリと紗羅が僕の前から消え、それに加えて部活にも紗羅は来なかった。
僕に告白した日から毎日僕の教室に来ては告白をしていたのに急に来なくなったから僕のクラスの子達も心配している。
紗羅はそれから2週間僕のクラスに来なかった。僕は紗羅が心配になり、紗羅の教室に行った。
「なぁ君達初凪紗羅は学校に来てる?」
紗羅のクラスの子に尋ねた、すると紗羅の友達が
「あー紗羅ですよね?マイコプラズマ肺炎なったらしくて、それも悪化して肺炎までなってるらしくて、まだ遠分学校来れないって言ってましたよ」
と教えてくれた。
紗羅は部活には軽い風邪としか言っていなかったからもっと心配になった。
次の週僕が教室に入ると紗羅が待っていた
「先輩!肺炎なってて学校来れなかったんです!先輩に会えなくてつまらなかったんですよ、今日会えてめっちゃ嬉しいです!」
とボロボロ零れる涙を拭いながら紗羅は言った。それを見て僕はそっと紗羅をハグした。
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