ご協力お願いします

これ、またAから相談受けてから、Aの家に向かってる時に見つけたポスターです。これって多分あの行方不明になった隣人…だよなぁ。って思って、写真を撮ってからAに見せたらその隣人でした。やっぱり、行方不明のポスターって言葉にできない不気味さがありますね。

Aの家に着いてから今日は一体なんの相談なのか聞いてみました。そしたらA、今度は怪奇現象が…って言ってくるから。最初は信じられませんでした。胡散臭いってのもあるんですけど、そもそもAの住んでるアパートも部屋もなんかそうゆう悪い噂があったりした訳でもないみたいなんですよね。

「心当たりはあったりしないの?ほら、最近心霊スポットに行ったり」

って聞いてみました。でもAは、こんな事言うのもあれだけど幽霊とか怖いものが苦手なビビりなんです。それもあってかAはそのまま黙り込んじゃいました。申し訳なかったです。相変わらずのビビりだなぁとかその時は思ってたんですけど、心霊現象に心当たりがあるかの事についてはAはずっと黙ってました。それ以外の質問にはちゃんと相づちを打ったりしてるんですけどね…その時はやっぱりAは気が動転してるのか?ってあんまり深くは考えてませんでした。はい。あっ私ですか?私は幽霊とかあんまり信じてないタイプの人です。あまりにAのテンションが低いもんだから、

「大丈夫?私今日は予定も何もないし、私がAの家泊まる?それとも私の家来る?」

って聞いてみました。私がAの家に泊まろうか?って聞いた瞬間凄い速さで否定してきたからちょっと驚きました。そんなに自分の家に居るのが嫌なのかって。とりあえずその日は私の家にAを泊めました。その日の翌日は私、仕事があったからAを車で送ってからそのまま私は職場に行って終わってからAの家に向かったりはせずにそのまま私は帰りました。せめて連絡くらいすればよかったですね…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る