第6話「私と楓真の昔の話」

そういえば小学生の時楓真から告白されたときがあった、それも私は冗談だと思ってしまって返事すらしていなかった。

今でも放課後に楓真は私の近くにずっと居てくれた。

今年受験をするのだが私は偏差値40で40代の学校を目指しているのだが、楓真は偏差値60あるのにも関わらず私と同じ高校を受けると言っているのだ、楓真は担任の成瀬先生とお父さんにもっと上の高校を受験しろって言われてるらしい。

普通だったらこれで気づくかもしれないが、気づけなかったのは楓真は頭が良く、運動出来、文武両道で、顔もイケメンな方それに加え友達も多い、それに反して渡しろはヲタクで友達は楓真しかいなくてよくいじめられる。

幼馴染でなければ住む世界が違うから告白を素直に受け取れないった。

水晶は振られ私を好きになる人なんて楓真以外いないと思う。だから振る理由はないのだが、付き合うのも、私は楓真の事は好きだが友達としてだ、恋愛としてかはまだ分からない。

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