なんか異世界

クワトロフォルマッチ

第1話なんか死んだ

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「キェェェェェェェェェア」

あ、なんか切れていらっしゃる。

うるさすぎたかな!ごめんなさい!だから追いかけるのやめて!

どうしてこんな目に!



眠い、どうして世の中には英語なんてもんがあるのか、バベルの塔ぶっ壊した神様が馬鹿だったからかな。

アルファベット?なにそれ美味しいの?

A.不味すぎる。英語とか脳が理解するの拒んでるわ。

脳が拒んでる物を体に入れるのは良くないよね。

ってことでそのまま意識はフェードアウト

ZZZZZ,,,


「中間テスト一週間前に居眠りとは、余裕だな、」

「反省してまーす」

「せめて反省の意を見せろ」

「英語は寝る!人類共通の言葉ですよこれは」

「こいつずっと寝ぼけてんな」

「今さらでしょ、そんな事、逆に僕がボケずに生活できるとでも?」

「3日連続で出来たら1000円やるよ」

「すみませんでした、これからは真面目に勉強し、テストでは赤点回避します」

「そこで赤点回避って言っちゃうからダメなんだよなぁ」

「さて、先生この地獄の英語プリントの山はなんなんでしょうか。次の配布物ですよね、一瞬で鞄の奥底に連れていきますよ」

「そんなわけねぇだろ。お前特別仕様の特訓プリント達だ、よかったな、赤点回避は先生が手伝ってあげられるぞ、」

「結構です。さようなら」

「逃がすわけねぇだろ。ありとあらゆる手段を使って机に向かわせるわ」

「おお怖い怖い。まぁ先生も鬼じゃないですよね、精々1時間で返してくれますよね」

「どれだけサボってると思ってる。これで済ませて停学にしないとか、寧ろ温情だと思うぞ」

「おお神様仏様先生様停学だけはご勘弁を」

「退学がお望みか、好きに帰っていいぞ」

「分かりましたやりますよ、やります」

「素直が一番だぞ」


あのクソ教師めぇ!夜七時まで帰らせないとか、教師としての自覚は無いのか!

そもそも英語ってなんだよ英語って!僕は生粋の日本人だぞ!絶対に英語なんか使わないで生きてみせるわ!

そもそも今はGoogle大先生がいるだろ!

ああGoogle大先生貴方は素晴らしいです。アーメン

あああああああああ!スマホ見よ、

情緒どうした!

誰か!情緒ヤバい人の対処法教えて!

そんなの知ってたら自分で対処するわ!

これぞ一人ノリツッコミの極み、それでこそボッチの王様よ。

あ、もうすぐで推しの一番くじじゃん、金貯めよ。

、、、、僕してんだろ、、、、我に返ったら負けだ!走れ!走った時すべてを忘れられる!多分!

あっ車


痛くない!シャアッ!天国だ!もう英語しなくて良い!

「どれだけ英語したくないの?」

うわっ神っぽい人だ

「ぽいじゃなくて僕神様ね、ほれ、崇め讃えよ」

凄い!僕と似た周波数を感じる!

「失礼な!僕神様だぞ!英語だって喋れるんだぞ!」

ほうでは喋ってみよ

「hsbayjzvsgsujafywjsvwhsj」

「貴方の力は素晴らしいです」

「インプレゾンビかな?まぁ適当に言っただけなんだけどね」

何が素晴らしいだ!神様なら英語ぐらい理解してろ!

「英語は英語圏の神様に任せれば良いの、神界そこら辺しっかりしてんだから」

なのにグローバルだとかなんだとか言ってて苦労してるんですね、分かります

「そうなんだよ!今まで失敗してないんだからこのままでいいのに!」

わかるよ実にわかる非常に理解できる考え方だ

「って僕の英語イジリは良いから、君も使え無いでしょ」

それはそう

「今度こそ本題入るよ、君と関わった人にランダムでインタビューして、持ち点10点で君を採点してもらうよ!低かったらもちろん地獄行き!

さてさてVTR開始!」

うわっ最悪だ!ぶっちゃけ僕ボケた思い出しかねぇ!友達いないし!

1人目母

あんなのでも私の息子ですからね、10点


やった母さんありがとう!

「運が良いね、ひどい人だと自分が犯した罪の被害者とかでてくるのに」

それはした人が悪いだろ。

「うわっ急に落ち着くな!」

2人目

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「次が最後だよ!現在55点、ギリギリで地獄!」

うわ~最悪だ!母さんの次まともに採点してくれるやついなかった!

10人目

あ~あいつ?呪術○戦の高羽並にスベってたやつ?


あっ僕そんなふうに思われてたんだ


あんなのでも時々クラス使いかけのホッカイロぐらいは温めてくれたし、、、0.5


0.5点!?まぁ良い!これで55点過ぎた!天国確定!絶対にもう勉強なんかしないぞ!

「言いにくいんだけど、僅かに小数点を出したものは、異世界に行ってもらいます!」

は?天国は?チートはあるよね!

「いや~君が行ったら実に良い見世物ゴホンゴホン結果を残してくれそうだとは思ってたんだよ!」

今はっきり見世物って言った!隠す気ねぇだろ!

「五十年ぶりのダーツの時間だ!」

ダーツ?何故に?

「これでチートを決めてもらうんだよ!」

あの、8割程 無し! って言葉が見えるんですが、端のギリギリにしかチートないんですが、

「もちろん外したら、チート無し!じゃあ頑張ってね!」

最悪だ!神界って思ってたよりずっとエンターテイナーじゃないか!

でも打つしかねぇ!

「えいっ」

「ヘロヘロだね!」

うるせぇ!これが僕の限界だ!

「残念、チートありか」

よっしゃー無しは回避してやったぞ!何がヘロヘロだ!世の中結果出したモン勝ちだろ!

「じゃあ君のチートは倒した敵に変身できる、だね全然当たりだよ!おめでとう!」

ところで外れはどんなのがあるんですか?

「今ぱっと見たのだと、椅子に変身出来るとか、」

頭おかしいだろ!一瞬でここに戻ってくるわ! 

「それではいってらっしゃーい」

絶対にユ○バ意識して言ってんだろうな


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