くつくつと未熟果喰えぬ君のため煮詰める愛の濃度と信じ
――台所にて、あるいは言葉に於いて。
噛み砕いて、くたくたになるまでして与え続けることは、愛と呼んで差し支えないだろうか。
『短歌の秋』投稿作品 (テーマ:濃さ) 出 万璃玲 @die_Marille
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