第2話月明かりの夜

月が綺麗な夜 


SNSに月の写真を載せた。


しばらくして、いいねとともにコメントが入ってきた。


月が綺麗ですね。


と、


私は


ありがとうございます


と、一言添えたら


またコメントが来て


月が綺麗じゃなかったら

SNSに投稿しなかった?


って言われて


えってなりつつ

そうですね


って返した。


それからは普通にやりとりが続いて

楽しかった。


また、お話したいそう思ったけど

私は何も言えず


おやすみなさいの一言で

やり取りを終わりにした。


やり取り終わった後は

楽しくて仕方がなかった。


また、話したいなぁ


書き込みをしてくれるかなぁ


だから

私はまた次の日

また、同じ時間に

可愛い猫ちゃん発見!!


と、自宅で飼ってる猫の写真を載せた。


彼が現れるのを

ただ待ってみた。


その日は

彼からのコメントがなかった。


もう二度と会えないのか


なんか寂しいなぁ


楽しかったなぁ


前回のやり取りをした

ページを見て

アカウントを開いて見た


仕事で病んでいる

ツイートが

たくさん書かれていた。


大変なんだなぁ


そう思うと

私とのやりとりの時間は

どうだったのかな?


息抜きできていたのかな?


少しでも息抜きできていたら良いな


そう思いました。


彼と話したい。

私は、毎日同じ時間に

写真とともに一言添えて

載せ続けた。


彼からのコメントはなかった。


アレっきりだったのか


寂しい気持ちを募らせつつ

諦めかけていたときに

彼からコメントが書き込まれた。


その瞬間、一気に体温が高くなって

嬉しくなったのは

忘れらない。


待ち焦がれていた

彼からのコメントが

嬉しかった。

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