大丈夫ですか虚炉さん。

目蛾遺体

第1話 虚炉さんはオタクにも優しい

「やぁやぁオタクくん、何読んでんの?まぁ、オタクくんの事だから可愛い女の子とえっちな事するやつなんだろ〜」

「いいえ、僕が読んでるのは、ガチガチでゴリゴリのBL同人誌ですけど」

「え、オタクくんは男の子の方が好きなの?」

「そう言うのはあまり無いですね、どっちでも行けますし、好きって感情に性別は大して関係無いですし」

「そう言うとこ、私は好きだよ」

「からかわないでください本気にしちゃいます、虚炉うつろさんは、早く教室に戻って陽キャラのサッカー部と乳繰り合って来たらどうですか」

「そんなにただれて見えるの?私」

「まぁ、見えなくも無いというか」

「私がサッカー部の陽キャラと乳繰り合ってたらどうするの?」

「2ヶ月泣いてその後に虚炉さんにめちゃくちゃ種付けしますね」

「よく真顔でそんな気持ち悪い事言えるね」

「あなたが言えって言ったんでしょ」

「いや言ってないよ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

大丈夫ですか虚炉さん。 目蛾遺体 @SAnaDasuTeisAmU

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る