1
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
「はい、号令をお願いします。」
「きをつけ~礼。」
『おねがいしまーす。』
20xx年。11月。
君との出会いは初めて同じクラスで出会ったこと。
第一印象は一言で言うと最悪だった。
「授業の前に席替えしまーす。」
『いぇぇーい!』
「はいはい、静かに。じゃあ発表します」
「あそこがいいよね笑」
「それなー。笑」
隣の優しい男子と喋りながら席が発表された。
先生からとある指示があった。
「先生が決めたわけではなく班長さんたちが時間を使ってたくさん練って考えてたものですので、文句は控えてあげてください。」
『はーい。』
「よろしくね、沢崎くん。」
「ん。よろ。」
端的に質問を返す沢崎くん。
沢崎くんはクラスの中でも少し浮き気味だったけど、友達とはとても仲がよく、THE一軍男子って感じの子。
正直、沢崎くんは苦手。
質問には端的に返すし、無愛想だし。
女子人気は相当低いと予想される。
そんな
はずなのに…
隣の席の君 すそ @sonori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。隣の席の君の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます