学生編

第10話 高校生

そんなこんなで転生してから早16年

僕は日本のイカした高校生になった

転生してからすぐあのクソ神皇様のいうファンタジーを探したら意外とすんなり見つかった

そう、なんと現実にあの最近のネットの現代ファンタジー小説トレンド入りのダンジョンができていたのだ

ちゃんとスキルや魔法、レベルやステータスボードも添えて


、、、まぁその前に僕は神の皇なんていうもっとファンタジーなものを見ているんだけど。尚且つ僕は人間の親から生まれたくせに種族【不屈ノ神】だし神格やレベルもそのままなんだけど


生まれたばかりの頃は随分と体に有り余る力の制御に苦労した

特訓のために頑張って【黙示録】の権能を制御して【創造】と組み合わせて時間の進まない世界を作り永遠と体を動かし続けたわけだ

もう多分特訓に10年は費やした

幼児の体で10年姿が変わらないのはすごい違和感を覚えたがそれよりも修行が終わって帰ってきてからが大変だった

周りの人の顔を全て忘れていたせいで幼稚園ではいじめられるわ先生にはドン引きされるわと、、、


そんな苦労の年も終えて今日から僕は高校生

一体この世界で僕は何をすればいいのかわからんけどせめて2回目の青春は楽しみたい



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



と、そう思っていた時が僕にもありました。


「アレェ?おっかしいなぁ。ここは由緒正しき探索者育成高校のはずなのにスキルなしの無能がいるぞぉ?もしやサンドバッグ希望かww?」

「まじそれなwwお前なんかがきていい学校じゃないんだよ、さっさと出ていけクソ無能野郎」

「まぁまぁ、そんな酷いこと言わないで、男なら正々堂々と拳で語りましょうやッと」


そんなことを言いながら陽キャ生徒A,B,Cが殴りかかってくる

はぁ、一体なんでこんなことに

殴られたように傷とか作るのめんどくさいんだよぉ、、、


こんな感じに、不良から絡まれるようになったのは遡るほど1時間前〜〜〜


〜〜〜1時間前


入学式の校長先生の眠くなるクソなっがい話を終えてすぐ、僕らは事務室的なところへ集められた


「今から、レベルとスキルの測定をします。みなさん一列に並んでください」


なるほど理解。今からレベル測定をするらしい

取れ合えず僕の本当のステータスが見られたらやばいから鑑定スキルでも見破られないよう【編集】の権能で書き換えておくとしよう

あー、うん。編集の権能ではスキル名を書き換えることは可能だがないスキルを追加することは不可能らしい


やばくね?僕

今の時代人1人につき必ず1スキルは持ってるような時代だぞ

スキルなしって、、、まぁいざとなれば「後から生えてきました」とでも言ってスキル創ればいっか


「225番、天内奏多さん。前へきてください」


、、、あ、僕の番だ

あ、そういえば僕はこの世界に来てから「天内奏多」という名前になった

元の名前と一つも共通点がないから誠に覚えにくい

悲しきかな悲しきかな


「はい、鑑定しますねー」


そして出てきた僕のステータスがこちら


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【名前】天内奏多

【種族】人間


【Level】1

【HP】5

【魔力】99

【攻撃力】5

【防御力】5

【素早さ】5

【魅力】 5

【運】 5

【スキル】

【称号】謔ェ莠コ縺ョ陦励√ぞ 繝九せ縲�

-----------------------------------------


「えーと、称号がバグってますけどそれ以外は了解です。今の時代スキルなしなんて珍しいですね」


、、、この人に悪気はなかったのだろう

だけど、言葉が出た瞬間周りの人が一斉に僕の方を向いた


〜〜〜


そして、今に至る

ちなみに称号は神皇系とあの文字化けがなぜか消せずに残った結果、こうなっていた

まぁ内容が見られなかったからよしとしよう


、、、はぁ、この先僕は平穏に第二の人生を楽しめるのであろうか

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