第7話会社3

入社3年経っても、イジメ、パワハラ、モラハラは続いた。

嫌いな先輩が僕の財布の中身をチェックしたり、最低な野郎。


ある日、会社の納涼会でビアガーデンに行った。

楽しく飲んだかと思えば、左隣りに嫌いな先輩。

静かに飲んだ。

腹いっぱいビールを飲み、お腹を擦っていたら、先輩にビンタされた。

僕は瓶ビールを持とうとした。

先輩は、僕に、

「汚い!」

と、言ったのだ。


周りは笑っている。この会社、だいぶおかしい。

2006年6月、初めて心療内科を受診した。

夜、眠れなくなったのだ。夜勤、イジメが続き、入社3年目で身体が悲鳴を上げた。

会社の連中にはバレないように、隠れて昼の薬を飲んでいた。


ここから、坂道を転がるように僕の人生は転落していく。

今、会ったら殺してやりたい。

僕の人生を返してもらいたい。

しかし、パワハラ、イジメは続き、女性事務員に給料をピンハネされていた。

僕はこの会社に絶望した。

だが、まだ、入社3年目。

若かったので、気力で頑張っていたが、余りの激務で、9年間付き合っていた彼女と別れた。

尚更、体調が悪くなった。

2006年10月の出来事である。

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