エメラルダシリーズの準設定集

03 緑の森の魔法使い

ーーあらすじ

　森の中に住む魔法使いエメラルダ。

　人目を忍んで小さな家で住む彼女には、人を不幸にしてしまう呪いがかけられていた。

　しかし、誰ともかかわらなければ生きてはいけない。

　だから彼女は、森の中で困った人間の願いをかなえるわずかな時だけ、人と関わるのだった。

ーー人物

〇魔法使いエメラルダ

　邪竜に呪いをかけられた。

　長期間人といると、相手を不幸にしてしまう。

　魔法使い学院を卒業し、多くの能力をマスターしている。

〇傭兵バルド

　旅の傭兵。

　大事にしていた家族の形見をなくしてしまったため、エメラルダに力を貸してほしい。

〇弓使いシャール

　森の中で滑動している狩人。

　エメラルダのために、必要な生活品を代わりに町で買ってきてくれる。

〇もちべえ

　なにかもちもちっとした触り心地の生き物。

　こめのようなにおいがする。

　正体不明だが、エメラルダの呪いが利かない。

　怪我をしている時に、エメラルダに助けられた。

ーー章設定

01　森の中の魔法使い

02　形見の行方

03　お礼の宝石

04　魔法使いの日常

05　生活用品

06　通りすがりのもちべえ

07　手当

08　困った男の子

09　流れ星を捕まえて

10　魔法使いの毎日