第47話 食堂の夫婦

 サトシの金塊発掘も終わり、かなりの金塊を回収することが出来た。

 お陰で造船や船の運航、建物の建築もその費用で賄えた。


 カメレオンリザードの討伐の報酬としてアリカンテ周辺の領地をもらったので、正式に街の開発が認可されたことになる。



「サトウ様、アリカンテの領主になられたんですよ。

 もう少し私を構ってください。」



 レダがシャームの領主別棟の椅子に座る俺の膝の上で目を瞑った。


 その華奢な肩を抱き寄せてプルンとした唇にキスをする。


 レダは俺の前に立ち、短いスカートを揺らしながらわざと下着を見せようとしてくる。



「明日からクラカへの討伐が始まります。

 サトウ様、聞いているのですか。

 私の太腿ばかり覗いて。」



 そりゃ誰でも目が行くって。


 俺は勇者とまた魔物討伐に行くことになったのでアリカンテのことはアリーチェに任せることにした。

 

 昨日、城壁あたりの魔物討伐に暇つぶしに行ったら、面白い少年に出会った。

 目から発する魔力は他には見たことのない能力だ。

 魔眼だろうか。

 商人らしかったのでアリカンテできっと活躍してくれるだろう。


 俺はカメレオンリザードの素材を使ってフード付きの全身が隠れるマントを作った。

 想定通り魔力を流すと姿を隠すことができる。

 このマントは通常の魔法や魔道具による透明化とは違い、素材の特性なので見破ることができない。

 貴族の家だろうが王族の家だろうがお構いなしに覗きに行ける。

 リナの魔法も少し例外的に見破ることができないが。



「サトウ様ー!」



 ドアが空いたと思ったらルチアが胸に飛び込んできた。


「また長い事どこかに行ってー。

 ココもお母様も寂しがってましたよ。」


「また、寄るよ。」


「絶対ですよー。

 あの、恥ずかしいのであまり見ないでくださいね……レダさんにこれを着るように言われたんですが……」



 ルチアはシスターとは思えないお尻丸出しのシスター服を着ている。



「でもサトウ様が喜んでくれるなら我慢出来ますよ。」



 そう言ってレダに代わって俺の膝の上に乗ってキスをせがんできた。


 リナはアリカンテの造船や城壁作りで手伝ってもらいお礼に魔力と俺の体液を大量に注入したので気絶して寝ている。


 

    ▽



 次の日の朝、食堂に降りるとエマヌエラがオスカルから食べさせてもらっていた。

 コイツ、オスカルのメイドだよな。


 俺はリナとルチアに隣から圧迫されながら食事を食べた。

 食べにくい……。


 そうしているとラケーレも合流した。



「サトウ殿、その方は?」


「ああ、今回、俺の付き添いで来てもらったサトシだ。」


「サトシだ。よろしく。」


「ラケーレだ。」


 シャーム領主には事前にレダから話がしてあり、了承をもらっている。 


 昨日はベッドの横で見せながらレダとルチアを楽しんだので、レダとルチアが恥ずかしがって可愛かった。


 今日から向かうのはシャームの南にある砂漠の都市クラカだ。

 クラカを拠点にして近くの遺跡に住むデーモンを討伐するらしい。


 街道を馬車で走るが、サトシは護衛に回ってもらった。

 キティタイガーに乗りながらキティタイガーに乗るオーガを操り、魔物を討伐していった。


 江戸時代の鎧のような兜と鎧、薙刀と刀、サトシの奴わかってやがる


 馬車は砂漠では、はまり込んでしまうため車輪もいつもより太めで、引くのもキティタイガーにした。


 クラカの街はシャームから比較的近く、夕方には到着する。

 

 クラカの街はオアシスを中心にした街だ。

 所々で井戸が掘られている。


 夜、今日泊まる宿からオスカルがエマヌエラと出ていったので後をつける。


 閉店した小さな食堂に入っていった。



「あの、今日はもう閉店したんです。……勇者のエンブレム……」


 若い夫婦が経営している食堂だ。

「きゃ!いや!」

 オスカルが女の方を抱きしめて無理矢理にキスをした。



「や、やめてくれ!勇者様……」



 エマヌエラは男の方に抱きしめてキスをした。


 2人は服を脱がされて舐められていく。



「ティナ……」


「カルロ……」


「奥さん、ティナっていうのか。

 いい胸してるね。」



 ティナはオスカルに後ろから耳を噛まれながら露出した乳房を鷲掴みにされている。



「あれ、奥さん敏感な方だね。

 耳舐めるだけでもプルプル震えてるの?」


「ち…違います……」


「乳首はもうこんなにピンピンになってるよ。

 ほら旦那さん見てあげてよ、いつもこうなの?」


「勇者様、やめてください……」



 カルロは椅子に座らされてエマヌエラの胸を無理矢理に触らされている。



「奥さん、旦那さん私のおっぱい強く揉むんですよ……」


「違う……」


「ほらほら、ティナ、自分で服脱いで。」


「うう……」



 ティナは泣きながらスカートを脱ぎ始めた。



「ほら、もうこんなにシミ作って。確認しないとね。」



 オスカルはティナの足を広げさせて下着の隙間から指を入れた。



「あっ……だめ……」


「もうビチャビチャだよー。ほらほら、すごいあすれてきた。」



 オスカルが指を動かすとティナは倒れそうな体をなんとか持ちこたえ、プルプルと震えている。



「うわ、出てきたよ。旦那さん、奥さんすごい出してきたよ。」



 ティナは遠くからでもわかるぐらいピチャピチャと音を出し始め、ポタポタと汁を噴き出し始めた。


 オスカルがティナの真下に横になった。



「こんなに濡れたら舐め取らないといけないから、そのまま腰を下ろして。」



「カルロ……ごめんなさい……」



 ティナはプルプル震えながらオスカルの顔の上に少しずつ腰を下ろしていく。


 オスカルはいやらしく舌を出して待っていた。



「あ、旦那さん興奮して立ってきたよ。」



 エマヌエラはカルロの股をこすりながら乳首を舐めている。



「きゃ!あっ!」



 オスカルの舌がティナの割れ目にわずかに触れたためティナが体勢を崩してオスカルの口に、こすりつける形となった。



「きゃあああ!」



 オスカルはティナの腰を下からホールドしてティナの中を吸うように中に舌を入れた。



「いや!そんなところ……」



 ティナは体を痙攣させ始めた。



「1人でこんなに感じちゃって。

 今度はこっちね。

 旦那さんに入るところ見てもらってね。」



 オスカルは上に這い上がり、ティナを腰のあたりで持ち上げる。



「いや……カルロ……見ないで……」



 ティナはカルロに見られながら少しづつ下からオスカルを咥えこんだ。


「すっごい締め付けるわー。

 奥さんそんなに締め付けないでよ。」


「違うの……」


「旦那さんとどっちが気持ちいいの?」


「そんなこと……」



 オスカルが下から突き上げる。



「きゃ!うう……勇者様のほうが……あっ……気持ちいい……あっ……です……」


「奥さん、旦那さんもう、私に入れちゃったから気にしないでいいよー。

 もうこんなに大きくしちゃって。」



 エマヌエラはカルロに跨り、体を上下させた。


「カルロ……そんな……あっ……」


「奥さん、旦那さんあんなふうだから、もういいでしょ。

 自分で気持ちよくなって。」



 ティナはオスカルの上で体を上下させて、自分の胸を揉みだした。



「ゆ……勇者様……もっと強くお願いします……あっ……」


「いいよーのってきたねー」



 オスカルはティナの尻を叩きながら下からパンパンと突き上げた。



「勇者様……」



 ティナは腰を動かしながらオスカルの体を抱き寄せて舌を出してオスカルの唇に自分の唇を合わせた。


 涎を垂らし、時々激しく痙攣し、絶頂を繰り返した。



「あっ……勇者様……あっ……私……もっと……」

 

「カルロは私の中に出しちゃったよー。奥さんどうする?

 すっごい腰振って私の胸を揉んだよー。」


「ゆ……勇者様……あっ……中に……ください……お願いします……あっ……もう我慢できない……あっ……」



 涎を垂らしながらオスカルを強く抱きしめる。



「ほらほらもっと締めないと。

 そろそろ、いくよ奥さん……」


「いや、中は……あっ…やめて……お願いします……」


「ああ、そんな顔されたら……うぅ……」


「いや……あなた……うう……」


「あんまり締め付けてくるから中に出しちゃったよー。

 奥さんすごく敏感でよかったよー。

 またくるわー。」


「ティナ……」


「あなた……」


 オスカルはおもちゃを捨てるようにティナを床に転がして、エマヌエラと外に出た。



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