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  • う~ん…すごかったあ。7話でここまで持ってこれるかなあ…作者様の力量はとんでもないです。登場人物がみんなとてつもなく魅力的でゾクゾクしました。構想には何年もかけられたのでしょうね。自らの作り出した世界で、そこから生まれてくるものに刺激を受け、魅了され、さらに築き上げていく、作者だけが味わえる至高のひと時だったと思います。読者にもしっかり伝わってきました。

    作者からの返信

    >ふみその礼さん

    畏れ多くも、このような言葉をいただけて、作者、登場人物ともども、ありがたいやら、胆がヒヤヒヤするやらの思いです。いえ、ありがたくお言葉ちょうだいしたいと思います。

    デンテファーグは、ポンロボを考えたときにごく初期からいたキャラクターで、名前をなんとなくつくったのが「お菓子の名前をもとした」とか「王子をやっていた」とか設定がまたたくまに増えていった人物です。
    どう考えても地球人なのに王子になるのはすんなり設定上のこととしてすませるわけにはゆかず、かならずお話を書こうと決めていました。

    ポンロボの本編の執筆時には、この7話と同じ、デンテファーグが頭をなで回されて名前を言い当てられて「なんで?」と思いながら王子になるシーンから書き始めていた時期がじつはあります。
    それだと「ドンキー・タンディリー」っていう名前の物語にドンキー・タンディリーがぜんぜん出てこないよ!
    と、気づいたので、いろいろと分離して、独立した物語になりました。

    ロリアムジアがこんなに目立つ予定はなかったのですが、でもしょうがないですね。このキャラだと絶対に目立つのを避けられない。作者が「もうちょっと引っ込んで」と言ってもきっと無理です。

    楽しく書けました。
    一人でロールプレイング・ゲームをしている感じでした。
    ラダパスホルンの石畳を歩き、ソーホ組合の扉をたたき、ゲナイトやロバーリアスやロリアムジアと知り合って……という体験を、私自身が楽しみました。
    どうか、読者が、同じように少しでも思って楽しめるなら、と願うばかりです。

    魔剣に刺されたこてはありませんが、腹腔鏡手術なら経験があります! デンテファーグと違って全身麻酔をしたから痛くなかったけれど!

  • 第6話 王子への道への応援コメント

    デンテファーグの思考回路はすごい。13才ではないな。

    作者からの返信

    >ふみその礼さん

    デンテファーグ「ほんとに十三歳なんだけど……けれど、お褒めの言葉と思っておくことにしよう」
    ロリアムジア「私も似たような感想だ。キミを千年に一度の鬼才と思い始めたところ」
    デンテファーグ「千年……?」
    ロリアムジア「言い間違えた。千円だ。日本円にして千円くらい」
    デンテファーグ「……それはまた、安いね……(千年って、エルフっぽい……)」

  • 「サミタンピー」の母親の名前を思い出す度ツボにはまってしまうとは、ロリアムジアも辛い宿命を背負っていますね。魔法のおかげでゴーロゴロで済んでるけど、「ドワッハッハ」と爆発したら、近隣が廃墟になってしまう。

    作者からの返信

    >ふみその礼さん

    サミタンピーの一族の名前と、ロリアムジアが吹く設定は、前からありました。この話のために用意したわけではなかったのですが、気に入っているので使ってしまいました。
    ロリアムジアにあんなひどい目にあわせるなんて、強いです、サミタンピー。
    本人はいたって真面目な田舎の子という性格なんですけど。

  • そうか、そこから王子への道が開けるのかな。ところで、デンテファーグ13才ってこと忘れてました。ロリアムジアについて、うす~く見えてきたような気がします。

    作者からの返信

    >ふみその礼さん

    今、ひととおり最後まで書ききりました。寝かせて推敲をするけれど大幅に増えることはなさそうです。
    第7話で『本王子』は完結です。
    ラダパスホルン王子に、おれはなる!(しまった、女子でした)