1.1ワインの温度の目安
第2話
1.1ワインの温度の目安
自宅で実践できる!美味しいワインの飲み方
ワインの温度の目安は、ワインの色やタイプによって大まかに分けることができます。あくまで目安のため、細かい温度が異なる場合もありますが、赤ワインは室温程度、スパークリングワインはしっかりと冷やすことが基本です。
・赤ワイン…フルボディ16~18℃・ミディアムボディ13~16℃・ライトボディ10~12℃
赤ワインは、重めか軽めか、中間かで最適な温度が異なります。フルボディの重めのワインは16~18℃、ミディアムボディ(中間)は13~16℃、軽めのライトボディには10~12℃が最適です。
フルボディはタンニンの渋味がしっかり感じられるタイプですが、冷やしすぎると渋味をより強く感じやすくなります。室温に近い温度にすることで、タンニンの渋味がちょうど良い程度に和らげられ、まろやかな味わいが楽しめます。とはいえ、注意しなければいけないのは、一口で室温と言っても、冬と夏、北海道と沖縄では室温は大きく異なるということ。そのため16~18℃を目安としてください。
ミディアムボディはタンニンの渋味とワインのフルーティさ、両方をバランス良く味わうのにおすすめです。フルボディより少し冷やすと、絶妙な渋味と果実味にまとまるでしょう。
ライトボディを冷やすときは、冷やしすぎに注意してください。ミディアムボディよりは低い温度で冷やすと、ワイン本来の軽やかな味わいが楽しめます。
・白ワイン…辛口7~14℃・甘口5~8℃
白ワインはフルボディなどのボディ表記ではなく、辛口~甘口の表記で分類されています。冷やすときは、辛口よりも甘口のほうをしっかり冷やしましょう。
また、ロゼワインも白ワインの辛口同様、以下の温度が適温です。
・ロゼワイン…7~14℃
白ワインは赤ワインよりも低めの温度にすることで、辛口をキリリと楽しめ、甘口をスッキリ味わうことができます。ロゼワインにも共通しますが、甘口のものほど冷やしたほうが、濃厚な甘さのものでもスッキリ飲み干せるようになります。
・スパークリングワイン…5~8℃
せっかくの泡のシュワシュワ感を美味しく楽しめるよう、スパークリングワインはしっかりと冷やして飲みましょう。とくにスパークリングワインは瓶に厚みがあることも多いため、お店で直前によく冷えたものを購入するか、前日から時間をかけて冷やしておく必要があります。
冷えていないワインを適温に冷やしたり、冷やしたワインの適温を保つには、ワインクーラーが便利です。持ち運びに便利な1本用や電動式も販売されているため、目的や使う頻度に合わせて選んでください。
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