混色やグラデーションを取り入れた

第3話

混色やグラデーションを取り入れた「お花の塗り方」

1,混色とグラデーションを意識して、お花を塗っていきます。


2,薄い色を全体に塗り、その後濃い色を塗ります。


確認しながら、少しずつ色を重ねるのがおすすめです。



3,中間の境目を薄い色で馴染ませて、青2色のグラデーションになりました。


お好みの仕上がりになるよう、色の濃さを調整してみてください。



4,色を混ぜる場合も、薄い色から塗って濃い色を重ねます。


徐々に立体感が出て、本物の花びらのように仕上がってきます。



5,黄色と赤を混ぜて、単色とは違った深い色合いのオレンジになりました。


6,葉っぱの部分には、薄い色の黄色を全体に塗って、青を重ねます。


緑1色で塗るよりも、奥行きを感じることができます。



7,下の葉っぱは黄緑の単色です。比べてみると、 混色は濃く厚みが出ますね。


8,完成です。7色の色鉛筆だけですが、濃淡や混色によって色数が多く見えて深みが出ます。 いつも使っている色鉛筆でも、少し工夫すればプロのような仕上がりを楽しむことができるでしょう。


絵の雰囲気に合わせて塗り方を変えてみよう


色鉛筆を使った描画は、塗り方や重ね方によってがらりと仕上がりが変わります。今回ご紹介したテクニックは基本となるので、覚えておくと塗り絵の楽しさが広がるでしょう。



また、どのような絵にしたいのか、雰囲気やイメージに合わせて塗り方を考えてみるのも楽しい作業のひとつです。色の重なりや濃淡の表現を工夫しながら、作品づくりを楽しんでみてください。

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