パッケージ

第5話

プリングルズのパッケージは従来袋詰めだったチップスを均一に積み重ねるために、1966年にアメリカの有機化学者フレドリック・バウアー(英語版)が設計し、1970年に特許を取得した。バウアーはこのパッケージに誇りを持っており、2008年に彼が死去した際には、遺言によって遺体の一部がプリングルズの筒に入れられて葬られた[16]。


パッケージは内側にアルミをライニングした紙の筒と金属製の底、プラスチック製のキャップで構成される。環境問題に関心のある消費者からは、分別廃棄に適したパッケージではないため困惑や不満の声が上がることもある。イギリスリサイクル協会のサイモン・エリンCEOは2017年に行われたインタビュー上で、金属、紙、プラスチックの分離が困難なプリングルズのパッケージは、環境を考えると「悪夢」だと語っている[17]。プリングルズの広報は、当パッケージには鮮度を保ち汚染を防ぐ機能があり、新鮮なチップスを提供する事で食品の無駄を最小限にしていると述べている[18]。また、日本ケロッグはリサイクルのための分解方法や、物入れなどの再利用法を提案している[19]。

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