【◯月✕日 晴れ クッキー】

ブログ その4

――人はなぜキャラクターの死を嘆くのだろう。なぜキャラクターを好きになり、人生に大きな影響すらも与えてしまうのだろう。所詮は数時間から数十時間しか関わらないというのに。キャラクターに対するイメージは、自分の幻想でしかないというのに――


フリーゲーム『蓮の花』 制作者インタビュー記事より引用



――――――――――



 皆さんは推しキャラっています?


 ワタクシはたくさんいます。ゲームをプレイする事に、小説を読むたびに推しキャラが増えて困っちゃいます。いやぁワタクシって浮気者?


 推しキャラって死んじゃうこともありますよね。そのときにワタクシは泣いちゃったりします。


 それって感動なんでしょうか? それとも悲しみなんでしょうか?


 なぜ人は想像上のキャラクターに共感して、その死を嘆くことができるのでしょうか? 

 

 結局はそのキャラクターなんて存在しなくて、自分が作り上げたイメージを見ているだけなのに。


 たとえば2時間の映画を見てキャラクターが死んでしまって、感動して涙を流す。


 なんでそうなってしまうのでしょうか? 2時間しか見ていないのに。ワタクシは泣いちゃいますけど、自分が泣いている理由がわからないのです。


 どうやらこのゲームの作者様も、ワタクシと同じような疑問を持っていたようですね。なんか共感しちゃいます。


 ずっと考えていることがあるんです。


 物語って犬やら猫やら、動物でも楽しめるのでしょうか?

 

 それとも人間だけに与えられた特権なのでしょうか?


 ……


 わからないですねぇ。ワタクシは頭が良い人間ではないですし、哲学的なことを考えるのは苦手です。


 とにかくワタクシは物語を楽しめるという特性を持っています。ならば目の前の物語に集中せねば失礼というもの。


 結局はいつものセリフで締めることになりそうですね。

 

 今日も人生というゲームを最大限楽しめ!


 物語の展開が遅くて書くことがなかったのは内緒だ!

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